グリーンレーザー+ワイヤレス+振動タイマー機能でプレゼンが劇的にラクになる「Professional Presenter R800」
プレゼンテーションを行なう際に光の点で重要な場所などを指し示すために使うレーザーポインターは聴衆の注意を引くためには有効な道具ですが「パワーポイント」などのスライドを操作するリモコンと併用すると両手がふさがってしまうのが困りもの。だからといって両方を持ち替えるのは面倒ですし、スライドの操作を人に頼んで「次のページをお願いします」などとやるのもスムーズではありません。
そんな訳で「スライドを操作するリモコンとレーザーポインターを1つにまとめてしまえば便利だろう」という発想で作られたのが今回レビューを行なうロジクールの「Professional Presenter R800(税込み9980円)」です。
まずは、実際にPCとワイヤレスで接続してスライドの再生、送り、戻しなどの操作をしている様子を以下のムービーでチェックしてみてください。
レーザーポインター「Professional Presenter R800」の操作感をチェック - YouTube
◆フォトレビュー
付属のカバーに入れた状態はこんな感じ。
クッション性があるのでカバンなどに入れて持ち歩く際にも安心。
本体はテレビのリモコンのような縦長の形状で、サイズは幅38ミリ×奥行き134ミリ。
裏面は丸みを帯びた手になじむ形状。
細かい凹凸があるので手に汗をいっぱいかくような人でも滑らずにしっかりと握ることができます。
レーザーの出力は1mwで、夜間使用時には最大200メートル先から視認可能。
成人男性の手で握るとこれくらいの大きさ。
高さは約28ミリ。
右側面にあるボタン(上)を長押しすることで、分刻みでタイマーをセットすることが可能。下側の再生ボタンを押した時点から指定した時間が経過するとバイブレーターで知らせてくれるので、プレゼンの時間をオーバーしそうな場合などに気づくことができます。
タイマーの設定はこのディスプレイを見ながら行います。
実際にタイマーをセットして、1分後にバイブレーターが起動するまでの様子は以下のムービーで見られます。
「Professional Presenter R800」のタイマー機能を試す - YouTube
左側面は以下の通り。
オン、オフのスイッチがあります。
後ろから見るとこんな感じ。
単4電池2本で駆動しワイヤレス操作は最大205時間、レーザーポインター機能は最大約4時間30分の連続使用が可能。
本体下部にはPCに接続するレシーバーを備えています。
USBポートに挿すとこんな感じ。
なお、電池込みの重量は約77グラムと軽量で、長時間のプレゼンの間中持ち続けても疲れることがなさそう。
実際に壁に向かってレーザーを照射するとこんな感じ。一般的な赤色ではなく、緑色の光点です。
レーザーを照射している状態では本体上部のランプが点灯しているので、表側からみても使用中であることが一目瞭然。
煙をたいてレーザーが線状に見えるようにするとこんな感じ。
まるでビームサーベルかライトセーバーのような光のスジが見えるようにしてみたムービーは以下でチェックしてみてください。
レーザーポインター「Professional Presenter R800」の光線を見える化 - YouTube
実際にプレゼンをしているような感じでプロジェクターで投影した「パワーポイント」のスライド上でレーザーポインターを使用している様子は以下でチェックできます。
「Professional Presenter R800」でプレゼンをするとこんな感じ - YouTube
実際に今までいろいろな講演や会議などで使ってきましたが、電池の持ちが非常にいいので1時間半から3時間ぐらいは普通にレーザーを使いまくってプレゼンができ、重さも最後までまったく気にならないレベル。クリック感もちょうどよく、思わず白熱してきたり部屋の温度が高くて手に汗をかいても滑り落ちたり操作をミスるということもなく、これまでのあらゆる悪状況のプレゼンを突破してきました。なので、人前でPCとプロジェクターを使って発表を行なう機会がある人で自分のお気に入りのポインターなどを持っていないのであれば、持っておいて損はないクオリティーです。
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