Twitterはこのメモから6年前、すべてが始まった


Twitterが生まれてから6年目となりましたが、その最初のアイディアの段階の貴重なスケッチが公開されました。このメモのスケッチから今のTwitterのすべてがはじまったわけなので、非常に歴史的価値の高いスケッチとなります。

Twitter Blog: Twitter turns six
http://blog.twitter.com/2012/03/twitter-turns-six.html


以下がそのスケッチ。

twttr sketch | Flickr - Photo Sharing!
http://www.flickr.com/photos/jackdorsey/182613360/


よくよく見ると最初の名前は「stat.us」だったことがわかります。「マイ・ステータス」、つまり今の自分の状況をお知らせする、という基本的な部分のアイディアはこの時点からちゃんとあったわけです。


また、「reading(読書中)」と記入して「set」というボタンを押すことを想定しており、これはメッセンジャーなどの「自分の状態」、つまりステータスを表すものだけを抜き出してウェブ上で実現するというものだったこともわかります。


さらに下部を見ると「in bed(就寝中)」「going to park(公園へお散歩)」のようなものがあり、それらのステータスを選ぶ、あるいはチェックするというような切り替え式も考慮に入れていたようです。


個人情報ステータスとして「名前」「メールアドレス」「電話番号」の3つを基本に据えており、このあたりも当時のTwitterのアイディアの方向性がよく分かる部分です。


そして一番下には「know someone?(誰か知ってる?)」ということで、ユーザーを探す方法も実装されており、ここから「今何してる?」「フォロー」「フォロワー」などの現在のTwitterらしさへと発展していったことがうかがえます。


画像の説明文によると、2000年5月31日にLiveJournalにサインアップしてユーザーになり、当時住んでいたカリフォルニア州オークランドのサンシャインビスケットファクトリーに住みながら、ウェブ上からタクシーや救急サービスなどを利用できるサービスを考えていたが、2000年7月にふと、より「ライブ」なLiveJournalを作ることを思い立ち、リアルタイムにアップデートできるもの、つまりメッセンジャーの状態表示のようなものを思い立ったそうです。それから5年間もの間、いろいろなプロジェクトでこのアイディアを実装させようと試みたもののうまくいかず、そして6年目、すなわち今から6年前の2006年についにこのアイディアがよりはっきりとした形、つまり上記のようなメモになり、今のTwitterになっていったわけです。

こうやって見ていくと、Twitterも最初から今のような完璧なものだったわけではなく、最初は似て非なるもの、要するに「なう」だけのものからはじまり、そこから「ピボット(軸となる足は固定するがそれ以外の足は回転させるバスケットボールのテクニックから転じて、コアとなるアイディアや基本理念はそのままに実現する方法などを柔軟に変化させて方向転換すること)」を繰り返しているというのがはっきりと理解でき、まさにこれこそが「スタートアップ」そのものの姿だ、というわけです。

・関連記事
Twitterの「あけおめ」vs「バルス」の強さを比較したグラフ - GIGAZINE

Twitterまとめサイト「Togetter」まとめランキングベスト20 - GIGAZINE

コミケのサークル情報と会場地図をTwitterと連携させたソーシャルマップ「twitcmap」 - GIGAZINE

Twitterの独創的で個性的なアイディアとデザインの背景画像いろいろ - GIGAZINE

Twitterのパスワードを抜き出すフリーソフト「TwitterPasswordDecryptor」 - GIGAZINE

in ネットサービス,   コラム, Posted by darkhorse