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Twitterがリアルタイム音声チャットルーム「Spaces」をテスト中


Twitterには2020年6月に音声ツイート機能が実装されており、他にもダイレクトメッセージ(DM)で音声を送信する機能のテストを実施していることが明らかになっていますが、新たにリアルタイムでやり取りする音声チャットルーム「Spaces」をテストしていることが判明しました。

Twitter to introduce Clubhouse-like voice chat rooms in testing later this year - The Verge
https://www.theverge.com/2020/11/17/21570150/twitter-spaces-clubhouse-voice-rooms-testing

Twitter is now testing 'Spaces' for live audio chatrooms
https://www.idownloadblog.com/2020/12/17/twitter-testing-spaces-audio/

現地時間の2020年12月17日から、Twitterは「Spaces」と呼ばれる機能のテストを開始しています。Spacesはリアルタイム音声チャット機能で、チャットルーム(Spaces)には誰でも参加することができますが、ルームの開設者が話者を選ぶことが可能です。Spacesに参加しているユーザーは、「フリート」と同じように絵文字を使って会話に反応することができる模様。

Spacesでは以下のように、参加者のユーザーアイコンが並び、各アイコンの下には「Talking(話し中)」や「Listening(聞き中)」といったステータスが表示されます。また、画面上部にはツイートが表示されており、会話のネタになるツイートを固定表示しておくこともできる模様。


Spaces専用のTwitterアカウントも開設されており、紹介文には「280文字じゃ足りない時もある」と書かれています。つまり、1ツイートの文字数上限である280文字では話し足りない、という時に使う機能であるようです。

そんなSpacesのTwitterアカウントでは、「非常に小さなフィードバックグループ向けにSpacesを提供しています。グループのメンバーはフォロワーやTwitterの他ユーザーが参加可能なSpacesを作成できます。彼らは自分のSpaces上で誰が話すことができるかを完全に制御できます」と、現在一部のユーザー向けに機能のテストを実施中であることが明かされています。

we are giving Spaces to a very small feedback group. people in the group will be able to create Spaces for their followers and other people on twitter to join. they’ll have full control over who can/cannot speak in their space.

— Spaces (@TwitterSpaces)


なお、Twitterはアクセシビリティ向上のためにSpacesの会話内容を自動で文字起こしする機能の開発にも取り組んでいるとのことです。

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in ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by logu_ii