試食

ついつい食べ過ぎてしまうほどの軽い食感「サクサクミルキー袋」試食レビュー


「ミルキーはママの味」というキャッチフレーズとパッケージに大きくプリントされた「ペコちゃん」の絵で親しまれる不二家の「ミルキー」。子どもの頃に誰しもが一度は口にしたことがある味だと思います。かめば歯にまとわりつくほどにベッタリとした食感が特徴ですが、今回このミルキーをサクサクかんで楽しむ軽い食感に仕上げた「サクサクミルキー袋」が発売されたとのこと。一体どんな食感、そして味なのか、試してみました。

かるーい サクサク 食感のミルキーが初登場!

こちらが「サクサクミルキー袋」(税込210円)。


キャッチフレーズの「ミルキーはママの味」がパッケージの上部に。メロディーに乗せたキャッチフレーズが自然と頭で再生される人も多いはず。


パッケージの下部にもしっかりと印刷されていました。


パッケージの裏面です。ミルキーといえば粘着度の高い食感が特徴ですが、これは逆にサクサク感を狙ってきたというチャレンジ精神がうかがえる商品です。


原材料はこちら。


栄養成分です。気になるカロリーは1粒(標準3.2g)当り14kcal。


サクサクミルキーを食べてみる前に、定番のミルキーの味を確認しておきます。


原材料名。


栄養成分です。1袋(個装紙込み75g)当り285kcal。


中には全部で21袋入っています。


見慣れた個装紙のデザインにホッとします。


袋から出してみました。


断面はこんな感じで、全体は均質な状態。口に入れると練乳のまろやかな味が、ゆっくりと広がっていきます。口に入れしばらくしたところでかむと練乳の風味がジュワッと口に広がっていき、一層濃厚な味が楽しめます。この味は「母親の愛情を表すようなやわらかい味、母乳のなつかしさを感じさせるようなお菓子」にしているとのことで、「ミルキーはママの味」と言われるゆえんです。かんだ時の歯にくっつく食感は好きな人にはたまらないでしょうが、気になる人には何とも歯がゆいもの。


さて、今度はサクサクミルキーも中身を出してみました。全部で27袋です。


袋のパッケージはこんな感じ。ミルキーの個装紙とは違いプラ製のものになっています。


袋から出してみました。


ミルキーと比べてみると、色が濃いのがわかります。1粒のサイズはサクサクミルキーの方がミルキーよりも小さいとのことですが、大きな差はありません。


割ってみました。内側のキャンディーが触るとポロポロと崩れるほどの薄い層状に重ねられており、これがサクサクとした食感を出しているというわけです。サクマ製菓の「いちごみるく」に似ていて食感は軽やかで、歯があたるとすぐに砕けます。味は、色の濃さがそのまま反映されており、濃い練乳のしっとりとした甘みを感じます。しかし、味にミルキーの面影は無くUHA味覚糖の「特濃ミルク8.2」に近い感じがしました。


単純にミルキーの食感をサクサクとしたというのでは無く食感の変化に伴って味の変化も加えた点は評価できるのですが、結果としてミルキーの味が犠牲になっているのが残念です。しかし、濃厚な練乳の味はしっかり感じられるので、サクサクとした食感でササッと食べたい方は試してみる価値がありそう。その際は、じっくりと味わうタイプの通常のミルキーよりも口にとどまる時間が短いため、ついつい食べ過ぎてしまわないように注意です。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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