取材

スマフォで身長を登録するとシートが自動調節されるクルマ「T-bridge」など


自動車は移動のための乗り物ですが、その空間が快適で、楽しいに越したことはありません。「夢つむぎ……感動の移動空間を世界へ」というコンセプトを掲げ、トヨタ紡織が第42回東京モーターショー2011に2つの移動空間デザインを展示していました。

東京モーターショー2011のトヨタ紡織ブース。


モバイル機器と連携して人とクルマがつながる新しい移動空間を提案する、という移動空間モデル「T-Bridge」。


側面から見たところ。助手席をたたんで自転車を積んでいます。


背面から見ると、後部座席も2つたたまれているのがわかります。


運転席側側面。


クルマの内部、運転席まわりはこんな感じ。


メーターパネルは固定の計器ではなくディスプレイになっているので、走行中はこのように速度と燃料計が表示されます。


カーオーディオやシートヒーターの操作はモトローラのタブレットで行うようになっています。


インパネにはボタン類はほとんどありません。


そして、このクルマのポイントはスマートフォンと連動していること。


このようにAQUOS Phoneを使ってユーザーの身長を登録しておくと……


運転席のシートがその身長に合わせた適切なポジションに自動調節されます。

トヨタ紡織「T-Bridge」iPhone連携でシート位置を自動調節 - YouTube


「エキサイティングな移動空間を家族4人で共有したい」をコンセプトにしたのが「T-Brain」。この縞模様っぽい外装は布の流れをイメージしたもの。


側面から見たところ。


後ろから見たところ、人の顔のように見えます。


運転席はこんな感じ。


シートに座ると前方はこのように見えます。


ステアリングの中央に現在のギア状態が表示されています。


メーターは回転計と速度計、それに燃料計(電池残量)というオーソドックスなものが並んでいます。


縞模様は内側から見てもかなり特徴的。前方がかなり見づらい気がしますが、あくまでコンセプトデザインです。


こちらもiPhoneが置かれていましたが、何か連動する機能があるのかどうかについては「さぁ……」とのことでした。


コンソール中央がオーディオ関連のようです。


エアコンなどのデザインもかなり秀逸。


運転席と助手席が分かれているのは珍しくありませんが、T-Brainは後部座席も完全に左右で分断されています。


シートはすべてスポーティなタイプで統一。


前部座席の背面にタブレットが固定されていて、後部座席から使えるようになっています。


助手席側のインパネ。


起動時の様子はこんな感じです。
トヨタ紡織「T-Brain」起動の様子 - YouTube

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
自動的にキズを修復するというとんでもない仕様のAudi A9のコンセプトデザイン - GIGAZINE

オープンカーのように飛行中の風景が見える座席も、エアバス社が提唱する近未来旅客機のコンセプトデザイン - GIGAZINE

カラーバリエーションが豊富で完成度の高いiPhone 4Gのコンセプトデザイン - GIGAZINE

in 取材,   乗り物,   動画, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article here.