近未来を体現したスマートなバイク「Tron Lightcycle」
1982年公開の映画「トロン」、そして2010年公開の映画「トロン:レガシー」でエキサイティングなシーンといえば、走った軌跡が光る壁になるライトサイクルでのレースバトルです。特に、1982年のトロンでのレースは多くのファンに強いインパクトを与え、相手より長く走り続けるスネークゲームがいろいろと作られました。
しかしゲームではなく、実際にバイクを作ったツワモノが登場。さすがに軌跡は残せませんが、映画「トロン:レガシー」のバイクをほぼ完全に再現しています。
まずは映画「トロン:レガシー」の映像。通常の予告編だとバイクのシーンが少ないので、バイクシーン中心で構成されたティザートレーラーを持ってきました。
Official Tron Legacy Trailer - YouTube
映画に登場するLightcycleはこんな感じ。
軌跡が光の壁になり、行く手をこの壁に阻まれると激突してしまいます。
そして、実際にこのLightcycleを作ったParker Brothersのサイトはこちら。
Parker Brothers Choppers, If you can dream it, "We can build it!"
http://www.parkerbrotherschoppers.com/
これがParker Brothersの作った「Tron Lightcycle」です。
バイクはちゃんと動かすことができ、乗り回している様子がYouTubeにアップされています。
New Full Scale Electric Tron Lightcycle Parker Brothers Choppers - YouTube
日中に見ると「ちょっとヘンな形のバイクだな」ぐらいの印象。
しかし日が暮れると……
タイヤの周囲やボディが青く光るスマートなバイクに変身。
思わず何事かと人が集まっています。
このバイクはフレームから手作りしたもの。
その再現度の高さには恐れ入ります。
ちなみにこの兄弟、「バットマン」に登場するバットポッドも制作しています。
公式サイトのタイトルに入っているフレーズ「If you can dream it, "We can build it!"」は、乗れるロボットが作りたいと自分でスコープドッグを作った鉄アーティスト・倉田光吾郎さんと共通するものがあります。倉田さんは現在、全長4mの鉄製ロボットを作っていますが、Parker Brothersにも同じように現代技術はここまで来ているのかというようなものを作って欲しいですね。
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