ソーラー発電で電池交換不要、防水対応ストップウォッチ「SVAE011」
普段あまり使わない人がいざ使おうとした時や、今日は本気でタイムを計りたい……といった時に限って電池が切れていたりすると非常に困るわけですが、ソーラーバッテリーを搭載することで電池切れを気にすることなく利用できるストップウォッチ「SVAE011」を試しに使ってみました。
これがセイコー製のストップウォッチ「SVAE011」。希望小売価格は1万円です。Googleショッピングで検索した場合、記事掲載時点での最安値は7041円。
背面。光が当たらなくなるとラップなどのデータが消去される旨が記されています。
本体サイズは約85mm(高さ)×60mm(幅)×22.1mm(厚さ)で、重さは64グラム。手にすっぽりと収まるサイズです。
ソーラーパネルを搭載。光が当たらなくなるとラップデータなどは消えてしまうため、注意が必要。
専用ケースが付属します。
まずは普通のストップウォッチとして使ってみたところ。ボタンも押しやすく、いたって普通のストップウォッチです。
ボタンを押しても「ピッ」というような音は鳴りません。
「SVAE011」を使ってみた - YouTube
実際にどれぐらいの速度で充電されていくかというと、こんな感じです。明るい室内であれば、ケースから取り出して1分もしないうちにフル充電できます。また、暗いところに持っていくと10分ほどでバッテリーが切れました。
ストップウォッチ「SVAE011」を光で充電 - YouTube
光を当てるとストップウォッチ下部のメーターが「E」から「F」に向かって伸びていきます。「F」まで到達すれば満タンで、満タンにならなくても数字が表示された時点ですぐに使うことが可能です。
「SVAE011」は日常生活用防水機能も搭載。さすがに水の中に入れてしまうような使い方はできませんが、汗や雨などには耐えることができるため、実際に霧吹きで濡らしてみても大丈夫かどうかを試してみました。
これが実際に霧吹きで水を吹き付けているムービー。濡れても問題無く利用できています。
ストップウォッチ「SVAE011」に霧吹きで水を吹いてみた - YouTube
ソーラーバッテリーを内蔵したことで面倒な電池交換を省略できるため、使おうと思った時にすぐ使え、さらに突然の雨や汗といった水分を伴う事態にも対応できるのが「SVAE011」の最大の利点……というわけですが、ユーザーがそこにどれだけの価値を見いだすのかによって、評価が大きく変わってくる一品です。
・関連記事
太陽電池をくるくる巻き取ってどこでも発電できるモバイルソーラーユニット「GSR-110B」 - GIGAZINE
まさに革新的な技術の結晶、太陽光エネルギーを使ったすごいモノあれこれ - GIGAZINE
ワイヤレスソーラーキーボード「K750」を実際に使って受光量を計測してみた - GIGAZINE
起床への執念を感じる目覚ましAndroidアプリ「MorningBomb」 - GIGAZINE
INFOBARのデザイナーが手がけた碁石のような腕時計「GO(ゴ)」 - GIGAZINE
時刻だけでなく天気や地図、トレーニング情報などを表示できる電子ペーパー製の腕時計 - GIGAZINE
黒電話っぽいUSB接続の卓上ライト&目覚まし時計「USB Retro Telephone Light with Alarm Clock」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ