2コア・HD液晶全部入り、国産Xiスマフォ「ARROWS X LTE」「MEDIAS LTE」レビュー
NTTドコモが本日発表した2011年冬モデルおよび2012年春モデルにおいて、同社が提供する下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbpsの次世代高速通信サービス「Xi(クロッシィ)」に初めて対応したスマートフォン「ARROWS X LTE F-05D」「MEDIAS LTE N-04D」をレビューします。
「ARROWS X LTE F-05D」本体。約4.3インチHD(1280×720)液晶、デュアルコアCPU「OMAP 4430(1.2GHz)」、1GB RAM、8GB ROM、130万画素フロントカメラ、DLNA対応IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、GPS、miniUIMカードスロット搭載の防水スマートフォン。3Gは下り最大7.2MbpsのHSDPA、上り最大5.7MbpsのHSUPAをサポート。おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線も備えたまさに「全部入り」モデルです。
右側面
左側面には電源ボタンと音量ボタン
上部にワンセグアンテナ、microHDMI端子、microUSB端子、イヤホンジャックを備えています。
下部
背面には1310万画素カメラ。グラデーションがかかったレッドが印象的です。
続いて「MEDIAS LTE N-04D」本体。約4.3インチHD(1280×720)液晶、デュアルコアCPU「APQ 8060(1.2GHz)」、1GB RAM、16GB ROM、起動時間約0.8秒・撮影間隔約0.9秒の約810万画素カメラ、IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、GPS、miniUIMカードスロット搭載の防水スマートフォン。3Gは下り最大14.4MbpsのHSDPA、上り最大5.7MbpsのHSUPAをサポート。おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線も備えており、「ARROWS X LTE F-05D」と並ぶ国産フラッグシップモデルとなりますが、残念ながらモックでの展示となっていました。
背面には起動時間約0.8秒・撮影間隔約0.9秒の約810万画素カメラ
右側面には音量ボタンとmicroUSB端子
左側面にはクレードル用端子があります
上部に電源ボタン
下部
Bluetooth対応G-SHOCKとの連携にも対応。本体サイズは約131×67×10.9mm、重さは約149グラムです。
2機種を並べたところ。
「ARROWS X LTE F-05D」の実機ムービー。1.2GHzのデュアルコアCPUを搭載しているため、サクサクとした動作を期待したいところですが、まだ試作機なこともあって動作がカクカクしています。
ARROWS X LTEのPalette UI - YouTube
特にホーム画面のスクロールにおいて、カクカクした様子が顕著に。なお、今回の発表会で展示されたのはあくまで試作機であり、製品版ではパフォーマンスが改善するとされています。
ARROWS X LTEのホーム画面をスクロール - YouTube
ブラウジングやYouTube視聴はそこまでストレスが無い印象。今後のブラッシュアップが期待されます。
ARROWS X LTEでブラウジング - YouTube
ARROWS X LTEでYouTube視聴 - YouTube
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