25年前の味をそのまま再現した「はちみつレモン」&「はちみつレモンサイダー」試飲レビュー
1986年に発売され、当時高い人気を誇ったサントリーの「はちみつレモン」と、続いて1989年に発売された同シリーズの「はちみつレモンサイダー」が復活したため、さっそく買って飲んでみました。
サントリーはちみつレモン
まずはかつての大ヒット商品「はちみつレモン」(税込147円)から。
水彩絵の具と鉛筆で描かれたかのような、このパッケージイラストを覚えている人も多いかもしれません。
側面も同じ図柄ですが、ペットボトルの形の関係でちょっと細長くなっています。
1986年に発売されたこの商品は大ヒットを飛ばすものの、商品名があまりにシンプルだったために商標登録を拒まれたこともあり、他社の類似商品の多数参入に押されて、2000年には「はちみつレモン」を同社の「なっちゃん」シリーズに統合し、事実上ブランドは消滅しました。その後「なっちゃん」ブランドでの展開も終了していましたが、今回の復刻によって1999年の販売終了から約12年ぶりに「はちみつレモン」として売り出されることとなりました。
原材料名は糖類(果糖等ぶどう糖液糖、砂糖)、レモン果汁、はちみつと名前通りの物が目立ちます。「メローイエロー」を飲んだ時にも感じたことですが、昨今は合成甘味料を使っていない飲料の方が少ないため、糖類の欄にそういった物が並んでいないのはかえって新鮮に映ります。
コップに移し替えてみました。うっすらと黄色がかった半透明の液体は確かにレモネードそのものといった色。
口にしてみると、ほんのりとはちみつらしい甘さが先にやってきて、後からレモンの風味が追いかけてきました。後味が砂糖らしいややべたっとした甘さなので、そこが一番ノスタルジーを誘う部分ではありますが、甘みはさほど強くはないため、ごくごくと飲めます。個人的な感想で言えば、昔飲んだ「はちみつレモン」の味そのものという再現度で、なおかつ昨今のカロリーオフ飲料より安心して飲める味だと感じました。
続いて、1989年に発売されたシリーズ商品の「はちみつレモンサイダー」(税込147円)を飲んでみます。
こちらはレモンを大きくあしらったイラストが使われています。
1989年当時のさわやかでスッキリした味わいを再現しているとのこと。
「はちみつレモン」とほぼ同じ原材料。砂糖を使わず、すべて果糖ぶどう糖液糖が使われているところが相違点です。
パッケージに入った状態では黄色っぽく見えていましたがそれは周囲に巻かれたフィルムの色で、実際は白っぽい色でした。
左が「はちみつレモン」、右が「はちみつレモンサイダー」。サイダーの方が白っぽく、透明度も高いです。味も「はちみつレモンサイダー」の方がクリアな口当たり。炭酸も気泡が細かく刺激はやや強めなので、その分甘さも控えめであるように感じられます。レモンの香りやはちみつの風味はやはり「はちみつレモン」らしさを受け継いでいます。
「はちみつレモン」ブーム当時の味を懐かしみたいのであればまずはスタンダードな「はちみつレモン」を楽しんでみて、もう少し刺激が欲しければ「はちみつレモンサイダー」を飲んでみる……という流れがおすすめ。昨今のソフトドリンクとはやはり味の方向性が異なり、今飲むと新鮮に感じるので、当時の味を知る人も知らない人も一度試してみてください。
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