写真と見分けがつかない狼の絵を独学で描く女性アーティスト
上の狼は写真に見えますが、実はアクリル絵の具で描かれた絵だそうです。この絵を描いたのは、野生動物を描き続ける画家のCristina Penescuさん。Cristinaさんはこうした写実画について教育や訓練を受けたことは無いそうですが、その実力によって、すでに野生動物を描く画家としての地歩を確立し始めているとのこと。野生動物の姿を極限まで忠実に再現したその絵は、動物の息づかいまでも伝わってきそうなほど生命力を感じさせるものになっています。
WildVisions - The Wildlife Art of Cristina Penescu
1.「On The Prowl」シベリアタイガー:アクリル
2.「Wolf Study」オオカミ:スクラッチボード
3.「Predatory Intent」トラ:アクリル
4.「Perseverance」オオカミ:アクリル
5.「The Traveler」アムールヒョウ:アクリル
6.「Desperation」オオカミ:スクラッチボード&エアブラシ
7.「Hunger Crisis」シマハイエナ:スクラッチボード
8.「At Ease」オオカミ:スクラッチボード
9.「Day」オオカミ:アクリル
10.「Night」オオカミ:アクリル
11.「Inquisitive Nature」オオカミ:スクラッチボード
12.「Apparition」ヨーロピアン・ウルフ:スクラッチボード
13.「Interrupted Slumber」オオカミの子どもたち:スクラッチボード
14.「Hunger」オオカミ:アクリル
15.「Peek-a-boo」コヨーテ:スクラッチボード
16.「Into the Light」キタシナヒョウ:スクラッチボード
Cristinaさんは1988年にルーマニアのブカレストで生まれ、幼い頃にカリフォルニアに移住しました。小さい頃から動物の本を読んだり、自然の中で遊んだりするのが好きで、特に野生のオオカミについては、彼女にとって非常に重要なテーマとなっているとのこと。
なお、Cristinaさんのサイトでは、オオカミやライオン以外の動物の絵も少しだけ掲載されています。
WildVisions - The Wildlife Art of Cristina Penescu
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