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犯罪に遭遇しないように危険情報を共有するコンセプトアプリ「City Scars」


安全な街を作るために、スマートフォン内に目撃情報を共有できるアプリをインストールしておき、GPS情報と写真とプッシュ通知などを駆使して、街に住むみんなで積極的に治安を高めていこうという趣旨のコンセプトアプリおよびプロジェクトがこの「City Scars」です。

City Scars / Design Thesis Project
http://www.cityscars.com/


どういうコンセプトかというのを解説するムービーがコレです。

City Scars on Vimeo


例えばロンドンの場合


23時51分に警察がホワイトチャペルで少女が襲われているという通報を受けたという情報が、アプリをインストールしており、現場の近くにいる全ユーザーに通知されます


通知を付け取った人々


場合によっては警察が現場に到着するよりも先に駆けつける、というようなことも可能です


ベルリンの場合


街を散歩しているとします


街灯がちゃんと点灯しているかどうかを確認し、その情報を共有するわけです


スマートフォンのカメラで街灯を撮影


問題なければ「安全」を選び、この件について連絡を受けてもいいかどうかを選択、追加でコメントがあるかどうかを選んで、現在位置とともに投稿します。


すると「この地点の街灯はちゃんと夜になったら点灯するから安全」という情報が位置情報とともに地図上で共有されるわけです。


さらに散歩


今度は点灯していない街灯を発見。その場合には「安全ではない」というのを選び、投稿して共有


地図上ではこのようにしてどこが夜でも安全かそうでないかが一目瞭然で確認できます


それぞれの地点についてのコメントなども読むことができるため、夜に1人で帰るときでも少しは安全、というわけです。


次はオスロの場合


「犯罪アラート」という機能があります


自分の今いる地域についての犯罪情報が逐次、配信されてくるという仕組み


エリアもこのようにして柔軟に指定可能


どのような種類の犯罪についてアラートを受信するかというのも設定可能で、性犯罪から交通事故まで多種多様です


さらに発展した使い方として、警察から「青いフードのこのような特徴の男がこれこれの犯罪に関わっているので、目撃情報をください」という情報を共有した場合。


いました


スマートフォンで撮影


アプリで送信して共有することによって、目撃写真と位置情報が共有され、警察が現場に出動


さらに近くにいる人にも写真付きで情報が共有される、という仕組みです


あくまでも「こういうアプリがあれば」というコンセプトなのですが、ここまでの仕組みが必要なのか、それともこれはやりすぎなのか、あるいはもっといい方法があるのか……。

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in 動画, Posted by darkhorse

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