CPU強化で高速駆動可能な「Xperia arc S」発売へ、3D撮影にも対応
ソニーグループの携帯電話メーカー、ソニー・エリクソンが発売しているスマートフォンシリーズ「Xperia」の1モデルとして今年春に「Xperia arc」を発売しましたが、CPUを強化した派生モデル「Xperia arc S」が発売されることが明らかになりました。
Sony Ericsson unveils its fastest entertainment experiences to date with Xperia arc S
ソニー・エリクソンのプレスリリースによると、同社は新たに「Xperia arc」のCPU強化版「Xperia arc S」を発売するそうです。
これが「Xperia arc S」本体。クアルコムの第2世代Snapdragonプロセッサ「MSM8255」の1.4GHzモデルを搭載(Xperia arcは1.0GHzモデル)することで従来より25%カメラの起動が速く、ブラウジング速度も20%向上したモデルです。
「Xperia arc」同様、薄型であることが分かります。
カメラをスライドさせることで3D写真を撮影し、HDMI接続した3Dテレビで楽しむことも可能なほか、「Qriocity」改め「Sony Entertainment Network」の動画配信サービス「Video Unlimited」や音楽配信サービス「Music Unlimited」をサポート。
なお、基本的なスペックは「Xperia arc」とほぼ変わらず、ディスプレイは液晶テレビで培った「モバイルブラビアエンジン」を採用したフルワイドVGA(480×854)の4.2インチ「Reality Display」や暗い場所でも撮影できるソニー独自の裏面照射型CMOS「Exmor」を採用した800万画素カメラを搭載しています。
「Xperia arc」と若干カラーバリエーションが異なり、ホワイトモデルもあります。
本体サイズは125×63×8.7mm、重さは117グラム。外見だけだと「Xperia arc」とどう異なるのかが分かりづらいですね……。
日本での発売は決定していませんが、日本市場で好調な売れ行きを見せている「Xperia acro」のCPU強化版がリリースされることに期待したいところです。
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