3万円台が激戦区に、高性能Androidタブレットが相次いで値下がり
今年になって各社からNVIDIAのTegra 2プロセッサを搭載し、フルHD動画再生にも対応した高性能なAndroidタブレットが次々とリリースされていますが、タブレット市場において後発組であるにもかかわらず、5~6万円台で販売されるなど、4月に発売されたAppleのiPad 2より高価であることが普及のネックとなっていました。
しかし7月にAcerが4万円を切るAndroidタブレット「ICONIA Tab A500」をリリースしたことで市場は大きく変わり、iPad 2が最も安価なモデルでも4万円を超えるのに対して、各社が3万円台でデッドヒートを繰り広げています。
価格.com - Acer ICONIA TAB A500-10S16 価格比較
価格.com - ASUS Eee Pad Transformer TF101 TF101-1B240A [ブラウン] 価格比較
価格.com - 東芝 REGZA Tablet AT300/24C PA30024CNAS 価格比較
大手価格情報サイト「価格.com」によると、2011年8月20日1:20現在、Acerの「ICONIA TAB A500」が3万1999円、ASUSの「Eee Pad Transformer TF101」が3万3800円、東芝の「REGZA Tablet AT300/24C」が3万6975円で販売されており、いずれも4万円を大幅に割り込んでいます。
先日Android 3.1アップデートが提供された「ICONIA TAB A500」。1280×800の10.1インチディスプレイ、1GBメモリ、16GBのSSD、200万画素前面カメラ、500万画素背面カメラ、IEEE802.11 a/b/g/n対応無線LAN、USBメモリなどが利用可能なUSBホスト端子、Bluetooth 2.1+EDR、6軸ジャイロセンサーや電子コンパス、加速度センサー、照度センサー、GPSなどを備えており、約8時間のHD動画再生が可能。液晶テレビなどに接続できるHDMIケーブルが同梱されています。
キーボードドックが別売りになった「Eee Pad Transformer TF101(TF101-1B240A)」。1280×800の10.1インチIPSディスプレイ、1GBメモリ、16GBのSSD、120万画素WEBカメラ、500万画素背面カメラ、IEEE802.11 b/g/nの無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、ジャイロセンサー、電子コンパス、加速度センサー、照度センサー、GPSなどを備え、バッテリー駆動時間は9.5時間。
そして東芝の「REGZA Tablet AT300/24C」。広視野角タイプの1280×800、10.1インチLED液晶ディスプレイ、1GBメモリ、16GBのSSD、200万画素前面カメラ、500万画素背面カメラ、IEEE802.11 b/g/nの無線LAN、Bluetooth、HDMI端子、USB2.0端子、ミニUSB端子、SDXCメモリカードスロットなどを搭載し、バッテリー駆動時間は約7.0時間。
また、同モデルは超解像技術「レゾリューションプラス」や液晶ディスプレイの輝度や画面の色を周囲の環境に合わせて自動調整する「アダプティブ ディスプレイ」など、東芝が開発した技術を搭載しているほか、手軽に交換できるパック式バッテリーなどを採用しています。
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