超高解像度IGZOパネルを搭載し4K解像度で外部出力可能な10型タブレット「TF701T」ムービー＆フォトレビュー

2560×1600ドットの高解像度IGZO液晶パネルを搭載し、4K解像度(3840×2160ドット)での外部出力も可能で、モバイルキーボードドックを接続することで最長17時間のロングライフバッテリーを実現した10インチタブレット「ASUS Pad TF701T」をASUSの新製品内覧会で触ってきました。

キーボードドック接続タイプのAndroidタブレットはASUSの「Eee Pad TF101」が先駆けで、TF701Tはその最新・最上位モデルです。

「TF701T」という型番から7インチタブレットと思ってしまいそうですが液晶サイズは10.1インチ。10点マルチタッチに対応したIGZO液晶ディスプレイは表示解像度2560×1600ドットと圧倒的な高精細。

OSにはAndroid 4.2.2を採用、クアッドコアプロセッサ「NVIDIA Tegra4」、2GBメモリ、32GBのeMMCを搭載し、タブレット単体で13時間(公称)の使用が可能で、モバイルキーボードドック接続時には最長17時間のバッテリー駆動時間(公称)を実現しています。

タブレットの背面は、上部に施された滑り止め加工がアクセントになったツートンカラーのデザイン。

タブレット天板は一見アルミニウム素材に見えますが、実は樹脂製。しかしそのヘアライン加工処理の光沢からは触ってみない限り樹脂とは判別できないほど高級感があります。

キーボードドックのロックを左にスライドさせることでタブレットを外すことができ……

タブレットを装着すると自動的にロックがかかる構造になっています。

タブレット単体では585g・薄さも8.9mmに押さえられており、片手で持つ場合も特に苦労はなさそう。

キーボードドックにはバッテリーが内蔵されており、装着することで使用時間を約4時間延ばすことが可能。

キーボードは手前にいくほど薄くなっています。

キーピッチも狭すぎることがなく、タイピングも無理なくできます。

キーストロークは浅めでソフトな打鍵感。

キーボード下部にはタッチパッドも完備しノートPCと同じ操作性を持ちます。

キーボード裏はタブレットを開くとヒンジが立ち、自然とキーボードに角度が付くよう形状に工夫がされています。

TF701Tを実際に操作したのがこちらのムービーです。

ASUS Pad TF701Tを触ってみました - YouTube


タブレット裏面のアウトカメラは500万画素で、F値2.4の明るいレンズを搭載しオートフォーカス機能も装備。フルHD動画の撮影や写真の連写も可能。

タブレット表面には120万画素のインカメラ。

タブレットの左側面には、microSDXCカードリーダー、microHDMI出力端子、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック。

microHDMI端子から4K解像度(3840×2160ドット)での出力が可能となっています。

キーボードドック右側面にはUSB3.0端子とSDHCカードリーダー。

TF701Tは、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、Bluetooth3.0、GPS・加速度・ジャイロ各種センサを搭載し、映像転送技術「Miracast」にも対応しており撮影した動画や写真をワイヤレスでテレビに映し出すことができます。

発売日は10月中旬が予定されており、予想実売価格は6万9800円となっています。