カメラが向いているのと違う方向のものを撮影する「Spy Lens(スパイレンズ)」
自然な表情を撮りたいのに、いざカメラを向けると被写体がカメラを意識してしまい、不自然になってしまうという経験をしたことがある人も多いかもしれません。そんなとき役に立つかもしれない、カメラを向けているのと違う方向を撮影できる奇妙なレンズが販売されていました。
Spy Lens at The Photojojo Store
これがカメラの横を撮影できるスパイレンズ。
このように、通常のレンズの上に装着する形で使用します。スパイレンズは回転可能で、真横だけでなく、360度どの方向でも撮影することが可能とのこと。
内部は鏡面になっており、真横のものが写せる仕組みです。左側がスパイレンズで、右側に置かれたアダプタが見えているのが分かります。価格は現在使用しているレンズにスパイレンズを装着するためのアダプターとセットで50ドル~55ドル(約3900円~4300円、アダプターの種類により価格が変動)。アダプターは77mm、72mm、67mm、62mm、58mm、55mm、52mmの7つから選ぶことができます。
下のムービーは、スパイレンズを実際に使っているところを撮影したものです。
Spy Lens at The Photojojo Store.flv - YouTube
まずはスパイレンズを装着。
撮りたいものの横に立ってカメラを構えます。
上の画像の状態から撮影された画像。カメラマンの真横でデッサンをする人の絵が写っています。
おばあちゃんの横で撮影。
カメラをまったく意識しない、自然な表情が撮れています。子どもを撮影する時や、極端に恥ずかしがりな人、街角の風景などを撮影する時に便利とのこと。
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