トランスフォーマーのマイケル・ベイ監督＆主演俳優の来日イベント密着フォトレポート

「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の日本公開を7月29日（金）に控え、主演のシャイア・ラブーフとロージー・ハンティントン＝ホワイトリー、そしてマイケル・ベイ監督が来日し、記者会見やレッドカーペットイベント、そして試写会前の舞台挨拶にと大阪市内を駆け回っていた様子を写真でお届けします。

まず最初に3人が姿を現したのは、16日の日中に行われた記者会見。司会進行はマイケル富岡。

これまでにモスクワやNYで行われたプレミアの様子をまとめた映像から、大阪でのプレミアへとつなげる映像が流れ、3名が登壇。16日当日の深夜3時に日本に到着、そして正午ごろには会見に臨むというハードスケジュールだったとのこと。

シャイア・ラブーフは大阪来日にちなんで覚えてきた挨拶の「まいど！」を披露。

すらすらと日本語で自己紹介をしたロージー・ハンティントン＝ホワイトリー

終始なごやかな雰囲気で、3人は記者の質問に答えていきました。

「3Dカメラをつかって1日に40～50カットを使ったスピード撮影の秘けつは？」という質問に、マイケル・ベイ監督は「非常にスタッフがよかったですね。やはり監督をよく見せてくれるのはスタッフです。今回は最高のメンバーをそろえました。3Dを使うことによってペースを遅くするのを避けたかったのであらたな方法を編み出しました。3Dという新たなテクノロジーには複雑なところがあるが、今回使って気に入りました」とのこと。

シャイアの提案で突然1人ずつ登壇しての撮影も行われました。ちなみに、オプティマス・プライムとバンブルビーの特大フィギュアを見た監督は「これは後で僕が買います」とコメントしていました。

続いて、夕刻に大阪市役所で行われたイベントにも彼らは出席。記者会見の場にも登場した、特大のオプティマス・プライムとバンブルビーフィギュアが会場に鎮座しています。

日中、実は難波・心斎橋付近でその姿を披露していた「オプティマス・トレーラー」と「バンブルビー・カマロ」が停められています。17日（日）にも難波・心斎橋・天保山の付近を走行しているとのこと。その姿を撮った写真をハッシュタグ「#TF3_naniwa」を入れてツイートすると抽選で30名に劇場鑑賞券が当たるキャンペーンもやっているので、もし見かけることがあれば応募してみてもいいかもしれません。

市役所前にはレッドカーペットが敷かれ、そこにリムジンで颯爽登場した3名を大勢のカメラマンが迎えます。

集まったファンにロージーが手を振ったり、投げキッスをする場面もありました。

会場前の「オプティマス・トレーラー」を指さして「このオプティマスはフェイクだよ！」とマイケル・ベイ監督。

ロージーが「じゃあ、こっちのバンブルビーは？」と問うと、「こっちもフェイクだね」とおどけつつ答えていました。

平松邦夫大阪市長が3人に花束を贈呈。

映画が好きだという平松市長が、「ぜひマイケル・ベイ監督に大阪を舞台にした映画を作ってほしい」と言ったところ、監督からは「大阪の街を破壊する許可をいただけるなら」との返答。

監督の作風から考えるに、もし大阪ロケが実現したら、大阪城や道頓堀のグリコの看板、通天閣などランドマークはのきなみ破壊されてしまいそうですね……

監督から市長へ、トランスフォーマーのプラモデルが進呈され、その場でサインを入れて手渡されました。

「オプティマス・トレーラー」を背にフォトセッションに応じる3人。

ロージーがファンに手を振りながら、さまざまなアングルでの撮影に応じる場面も。

「このバンブルビーはフェイクだよ」とシニカルなジョークを飛ばしていた監督ですが、去り際に「バンブルビー・カマロ」の写真を撮影するなど終始ごきげんでした。

そしてラストが、今年5月にオープンした大阪ステーションシネマでの「ファンミーティング試写会舞台挨拶」。ここでも司会進行はマイケル富岡が担当。

オプティマス・プライムとバンブルビーのバルーンアートが飾られていました。

ファンから手渡された花束を持って登壇。客席を通過する際にファンから握手やサインを求められた3人は快く応じていました。

「日本のファンは本当によくサポートしてくれるので、感謝しています」とマイケル・ベイ監督。

観客席からは名前が呼ばれていたため、手を振って応じるロージー。

ちなみに、シャイアはここでも「まいど！」を披露していました。

ファンの前に立っているからか、これまでのイベントの中で一番リラックスした表情を見せる3人。

こうして怒涛の大阪プレミアは幕を閉じました。