レディー・ガガ公式YouTubeアカウント停止、SMAP×SMAPの公開も一因に

7月に来日し、徹子の部屋をはじめとした多数のテレビ番組に出演して話題となったレディー・ガガですが、彼女自身が出演したテレビ番組「SMAP×SMAP」の動画をアップロードしたことが1つの要因となり、アカウント自体が停止される事態となっています。

なお、上記画像はレディー・ガガの新アルバム「ボーン・ディス・ウェイ」のジャケット写真です。

レディー・ガガの公式アカウントは「ladygagaofficial」と、プロモーションビデオを掲載している「LadyGagaVEVO」の2種類があり、停止されたのは前者。2011年7月15日13:51に確認したところ、アクセス可能な状態となっていて、アカウントが復活していました。

これはアカウント停止時に「ladygagaofficial」にアクセスした際の画面。「このアカウントはYouTubeの著作権規約に多数もしくは重度の違反を犯したため停止されました」というメッセージが表示されていました。

YouTube - Broadcast Yourself

レディー・ガガ公式Twitterアカウントでも、違反申し立てがされた「SMAP×SMAP」出演時の動画を公開したことについてツイートされていました。

Twitter / @ladygaga: http://t.co/Ad8sIu4

そしてこれが削除された動画のページ。2011年7月15日現在、「ladygagaofficial」アカウントは復活したものの、この動画は削除されたままになっています。

YouTube - Broadcast Yourself

公式アカウント「ladygagaofficial」が停止されたのはこれが初めてではなく、2011年7月6日にフランスのテレビ番組「Taratata」に出演した際の番組内容を無断アップロードしたとして同アカウントを停止された前例があります。

違反とみなされた動画の削除のみならず、アカウント自体が停止された原因としては、これ以前にフランスのテレビ番組をアップロードした際にもアカウント停止を受けていた上で、今回も著作権違反の申し立てがあったことにより、YouTubeの規約における「著作権侵害の申し立てが繰り返し行われた」という部分に抵触したと考えられます。

違反申し立てを行ったメディアインタラクティブに問い合わせたところ、「担当者が終日外出しており、他の者では分かりかねる」という回答だったため詳細は不明ですが、以前宇多田ヒカルが公式YouTubeアカウントに公開していたプロモーションビデオを、EMIミュージック・ジャパンから依頼された違反動画の削除作業時に誤って全削除したこともあるため、今回の一件もどこかの企業による依頼を受けて申し立てを行ったものとみられます。