音楽を聴いた後は食べて楽しめる「チョコレート製のレコード」

レコードを聴くのに飽きたら食べて楽しむことができる「チョコレート製のレコード」が存在します。これはドイツのベルリンに住むPeter Lardongさん(67歳)が発明したものです。
German Inventor Makes the Tastiest Music Records | Oddity Central - Collecting Oddities
鍋で何かを煮込んでいる人物がPeterさん。勤めていた地元の醸造所を解雇された後に「チョコレート製のレコード」を発明したそうです。

実際にレコードを作るためにチョコレートを切り刻んでいます。

チョコレートの材料としてココア、ココアバター、レシチンが使われているとのこと。加熱して溶かしたチョコレートをよく混ぜ……

特製のシリコン型に注入。

表面を平らに整えています。

さらに形を整えるためにシリコン型ごと打ち付け……

冷蔵庫に入れたら固まるのを待ちます。

これが完成品。クレジットが記載されたラベル紙も再現しています。

早速レコードプレーヤーにセットしてミュージックスタート。

極端に音が割れていたりすることもなく、意外と普通に音楽が流れてきました。ちなみに、合計12回の再生が可能だそうです。

12回の再生を終えたらレコードを手に取り……

食べて楽しむことができるというわけ。

「パリッ」という小気味よい音を鳴らしながらレコードをおいしく食べるPeterさん。

Peterさんは30年に渡って発明を続けているベルリン特許庁の常連。当初はチーズ、バター、ビール、コーラ、ソーセージといったものを材料にしてレコードを作ろうとしたものの、どれもうまく作れなかったからチョコレートに行き着いたそうです。再生した後のレコードプレーヤーの針はちょっと心配ですが、「チョコレート製のレコード」で聴く曲は「世界一甘い音楽」と呼べるのかもしれません。
なお、「チョコレート製のレコード」が鳴らす音は以下のムービーの54秒辺りから聴けます。
YouTube - Man Makes Chocolate Records
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