時刻だけでなく天気や地図、トレーニング情報などを表示できる電子ペーパー製の腕時計

電子ペーパーを素材とした、時刻表示以外にも天気を表示したり、ミュージックプレイヤーとして使えたりするなど、さまざまな情報を表示できる時計のコンセプトモデル「Tima」が実用化に向けて動いているようです。

ジョギングを楽しむランナー向けにカスタマイズされた内容となっていますが、GPS搭載でインターネット通信もできるなど、腕時計という言葉ではくくりきれない多機能なものとなっています。

各機能については以下から。Tima - Portfolio - Julien Bergignat

デザイナーのJulien Bergignatさんがデザインした、電子ペーパーを活用した腕時計のコンセプトモデル「Tima」。単純に時計として使う場合でも、アナログ風の表示とデジタル表示を選択できます。

時刻だけではなく天気も表示でき、複数の項目を一度に画面に表示することも可能となっているようです。

着用例はこんな感じ。シンプルなデザインなのでどんな服装にも合わせられそう。

「Tima」のコンセプト自体は2006年に作り出されたものですが、2011年にSheridan大学のデザイナーであるJonathan Cohlmeyerさんが、自身が開発していたスポーツ用腕時計のインターフェースを「Tima」に搭載したいと打診。Bergignatさんが快諾したことによって「Tima」はスポーツ用に特化された「PulsWatch」として生まれ変わることになります。

「PulsWatch」として生まれ変わって以降搭載されたと思われる機能たち。トレーニングのメニューや競争相手のデータなども表示できます。

GPSを搭載していて、自分の現在地をGoogleマップで表示したり、自分の走行記録をTwitterやFacebook経由で共有、さらには音楽プレイヤーとして使うことも可能。

一番左の画面は、友人・知人と走行記録を競いながらランニングをするというゲームだとか。

下記のページが「PulsWatch」の公式ページ。購入ボタンもあるのですが、カートに商品を入れて先に進むと入れた覚えのない商品がカートに含まれ、しかも決済まで進めない状態になっているので、実売されるにはもう少し時間がかかりそうです。

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