ついに携帯電話各社間でSMSが利用可能に、ドコモ、au、ソフトバンク、イー・モバイルが共同発表
NTTドコモやau、ソフトバンクモバイルなどが提供している、加入者同士で電話番号を利用して短文をやり取りできる「SMS(ショートメッセージサービス)」について、携帯電話会社を越えてやり取りできるよう、各社が検討を開始した事が2009年9月に明らかになりましたが、ついに実現しました。
詳細は以下から。
報道発表資料 : ショートメッセージサービス(SMS)の事業者間接続開始について | お知らせ | NTTドコモ
ショートメッセージサービス (SMS) の事業者間接続開始について | 2011年 | KDDI株式会社
ショートメッセージサービス(SMS)の事業者間接続開始について | ソフトバンクモバイル株式会社
ショートメッセージサービス(SMS)の事業者間接続開始について|報道発表資料|イー・アクセス
NTTドコモとKDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルが本日共同発表したプレスリリースによると、現在各社で提供している第3世代携帯電話向けショートメッセージサービス(SMS)の事業者間接続が7月13日から開始されるそうです。
報道発表資料 : ショートメッセージサービス(SMS)の送信料を改定 | お知らせ | NTTドコモ
なお、ショートメッセージサービスの提供条件は携帯電話各社によって異なりますが、NTTドコモは7月13日から送信料を従来の1通5.25円(受信通知ありの場合7.35円)から3.15円に改定。
他社携帯電話とのCメール相互接続の開始および迷惑Cメール対策の強化等について | 2011年 | KDDI株式会社
また、KDDIも送信料金は従来通り1通3.15円(海外に対しては100円)。送受信可能な文字数は従来機種の場合全角最大50文字(半角最大100文字)ですが、「S007」「T007」「CA007」「T008」「K009」のみアップデートで全角最大70文字(半角最大140文字)に対応します。
ちなみにショートメッセージサービスは電話番号のみで文章を送信することが可能なため、利便性が非常に高い反面、スパムメッセージが横行したという側面もあることを受けて、KDDIは対策を強化。「従来は1ヶ月あたり6000通」という送信制限がありましたが、7月13日からは「1日あたり200通または1ヶ月あたり6000通」となります。
他社携帯電話とのショートメッセージサービス(SMS)提供について|報道発表資料|イー・アクセス
イー・モバイルは送信料を他社より安価な1通2.1円に設定。迷惑SMS対策の強化として、2011年7月8日(金)から1日あたりのSMS送信可能通数の上限を300通から200通に変更するとしています。
・6月1日16:30追記
ソフトバンクモバイルがSMS送信料を発表しました。NTTドコモやKDDI同様、1通3.15円でソフトバンク同士またはディズニー・モバイルが相手の場合、ホワイトプランを契約していれば無料です。
他事業者の携帯電話へのSMS送信料について | ソフトバンクモバイル株式会社
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