ハードウェア

どんな場所でもマルチタッチ可能な画面になる「ZeroTouch」


バンクーバーで行われているコンピュータと人間の相互作用に関するカンファレンス、CHI2011で、どこでもマルチタッチスクリーン化できる技術が登場しました。

この技術は他のマルチタッチ技術と比べて、ディスプレイが何であるかというのを問題にしないという点が優れているとのこと。

どのようなものなのか、動作している動画は以下から。
ZeroTouch [interface ecology lab | research]

YouTube - CHI2011: Student project creates multi-touch force field


男性がヘンな枠の中に手をついていますが、これが「ZeroTouch」。


空中に手をかざしてもちゃんと反応しています。


仕組みとしては、枠にこのように全256個の赤外線センサーがついていてフレーム内に不可視のクモの巣状のフィールドを作っており、その中の動きを感知しているというわけです。


どのように感知しているのかというとこんな感じ。クモの巣状のセンサーに触れたものを感知するのでマルチタッチ可能というわけです。


普通のディスプレイに重ねてこのように使用することもできます。


また、こちらの動画ではどのように動かすのかがよりわかりやすく解説されています。

(MOVファイル)http://ecologylab.net/research/images/zerotouch.mov


センサーにどのように反応しているのかが左下のワイプに表示されています。


水面を模した画面にZeroTouchを取り付けました。


この状態で画面に触れると、まるで実際に水に手を入れたかのような反応を見せます。


もちろん画像拡大や移動などの操作もできます。


開発したのはテキサスA&M大学・インターフェイスエコロジーラボのJon MoellerさんとAndruid Kerneさん。詳細については「(PDFファイル)ZeroTouch: A Zero-Thickness Optical Multi-Touch Force Field」に書かれています。

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in ハードウェア, Posted by logc_nt