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日本国内でもiPhoneとAndroidスマートフォンのシェアが逆転、Androidが過半数を占める


今年2月にAndroidスマートフォンがiPhoneやSymbian OSといった競合を抜き去り、全世界シェアで1位となったことをお伝えしましたが、日本国内でもAndroidスマートフォンのシェアが過半数を占めてトップとなり、先行していたiPhoneを抜いたことが明らかになりました。

なお、上記写真は昨年11月にKDDIが「Android au」のキャッチコピーで大々的に発売した国内向け仕様のAndroidスマートフォン「IS03」です。

詳細は以下から。
2010年度通期国内携帯電話端末出荷概況 | 株式会社 MM総研

携帯電話関係の調査会社「MM総研」が発表した2010年度通期(2010年4月~2011年3月)の国内携帯電話出荷状況に関するプレスリリースによると、国内の携帯電話出荷台数は上期が1913万台(前年比12.3%増)、下期も1851万台(前年比6.4%増)と回復傾向が続き、総出荷台数は前年比9.3%増の3764万台となったそうです。


また、2010年度通期のスマートフォン出荷台数は前年比約3.7倍となる855万台で、総出荷台数の22.7%を占め、NTTドコモやKDDIが相次いでAndroidスマートフォンを発売した結果もあって、2010年度通期スマートフォン市場のOS別出荷台数・シェアはAndroidが57.4%を記録して1位、iOSが37.8%で2位となっています。

OS別のシェアをグラフにするとこんな感じ。AndroidとiOSが9割以上のシェアを獲得し、Windows Mobile(Windows Phone)やBlackBerryが残りを分けあう結果に。


出荷台数シェアはシャープが6年連続でトップ。2位の富士通は東芝と携帯電話事業を統合したため、今後シェアがさらに伸びることも考えられます。


携帯電話の出荷台数推移および予測。インセンティブ制度の見直しで落ち込んでいた出荷台数がスマートフォン市場の拡大やau端末の周波数切り替えに伴う買い替え促進などを受けて2010年度は回復。MM総研は2011年度のスマートフォン出荷台数について、前年比2.1倍の1820万台となり、総出荷台数の46.8%を占めると予測しています。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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