Googleがグルーポンなどに対抗、クーポン共同購入サービス「Google offers」を開始
年明け早々発生した「バードカフェ 謹製おせち」問題などで話題となったクーポン共同購入サービス「Groupon(グルーポン)」などに対抗すべく、Googleが「Google offers」というサービスをスタートしたことが明らかになりました。
「50%ないしそれ以上の割引を受けられる」としている同サービスですが、まずは地域限定の試験サービスとなるようです。
詳細は以下から。
Google Offers
Googleが新たに開設した「Google Offers」公式ページによると、同サービスはオレゴン州Portlandを対象としたベータサービスで、利用にはGoogleアカウントが必要。
ユーザーがログインして、クーポン情報が欲しい地域を登録すると、Gmailでクーポンが送られてくる仕組みを採用しており、割引率は50%またはそれ以上になるとのこと。なお、今後はニューヨークやサンフランシスコにサービスを拡大する予定ですが、現時点で日本で開始されるかどうかは不明のままです。
先行するGrouponに対してどれだけGoogleが迫ることができるのかは未知数ですが、2011年1月に共同購入クーポンの検索サービス「クーポンジェイピー」が行った調査ではGrouponの掲載数がおせち問題を受けて減少する中、リクルートの運営する「ポンパレ」がGrouponの掲載数を上回り、成長軌道に乗っているため、今後の展開次第ではGoogleがGrouponに一気に迫る……ということもありうるかもしれません。
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