マイクロソフトの「Internet Explorer 9(IE9)」、日本語版のみ製品版提供を延期
2011年3月15日(火)午後1時から製品版の提供が開始される予定だったマイクロソフトの最新ウェブブラウザ「Internet Explorer 9(IE9)」が、東北地方太平洋沖地震が発生したために延期されることが明らかになりました。
重要な通信インフラとなっているネットワーク回線への負荷軽減や、企業活動における節電への配慮が主な理由とのこと。
発表された内容は以下から。日本マイクロソフトが発表した内容によると、東北地方太平洋沖地震の発生に関して、日本時間2011年3月15日(火)午後1時からの提供開始が予定されていた最新ウェブブラウザ「Internet Explorer 9(IE9)」の発売を延期することを発表しました。新たな提供日は未定で、震災の復旧状況を見つつ決定し次第の案内となります。
東北地方太平洋沖地震に伴うInternet Explorer(R) 9日本語版の製品版提供の延期について
このたびの東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
日本マイクロソフトは、このたびの震災に伴い、重要な通信インフラとなっているネットワーク回線への負荷軽減や、企業活動における節電への配慮などから、3 月15日(火)午後1時(日本時間)に予定されていた最新ブラウザーInternet Explorer(R) 9日本語版の製品版提供の延期を決定しました。(日本語版以外は予定通り提供予定)
新たな提供日については復旧状況を見ながら決定次第ご案内申し上げます。
また、これに伴い、3月17日(木)に予定されている製品版提供記念イベントについても延期もしくは中止の決定をしております。こちらも決定事項について改めてご案内申し上げます。
このたびの決定により皆様へ大変なご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げるとともに、何卒皆様のご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
一日も早い復旧を、心よりお祈り申し上げます。
日本語版以外は予定通り提供開始されるため、米マイクロソフトのサイトでは現地時間3月14日午後9時から、日本語版以外のIE9製品版のダウンロードが可能となるようです。
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