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「CDMA2000版iPhone 4」が空前の大ヒット、記録的な予約数を達成する


日本のKDDIと同じ「CDMA2000方式」を採用したアメリカ最大の携帯電話会社「Verizon」向けにCDMA2000バージョンの「iPhone 4」が1月12日に発表されましたが、空前の大ヒットとなったことが明らかになりました。

AT&Tが独占販売を行っていた時代は基地局の整備が追いつかずにiPhoneを販売できなくなるなどしていたため、ユーザーの不満が募る結果となっていましたが、CDMA2000版iPhone 4には多くのユーザーが期待を寄せているようです。

詳細は以下から。
Verizon Wireless Has Record Sales On First Day Of iPhone 4 ?

Verizonのプレスリリースによると、2月10日に発売される「iPhone 4」の予約受付を既存のユーザー向けにオンラインで開始したところ、深夜3~5時の間に開始したにもかかわらず、同社が創業して以来、初めての規模となる圧倒的な台数の注文が受付開始2時間で行われたそうです。


幸いにもシステムが落ちるといった事態は発生しなかったそうですが、この件について同社のCEO、Dan Mead氏は「空前の注文を処理できるようにシステムを強化した従業員を誇りに思う」と述べています。

ちなみにiPhoneについては独占販売契約が全世界で終了しているほか、病気療養中のスティーブ・ジョブズに代わってAppleの運営を一任されることになったTim Cook氏が「今後も各国の状況を常に評価した上で、シェアを拡大するための新たな方法などを模索し続けるだろう」としていますが、日本を含めて世界各国で今後積極的にマルチキャリア展開を行う可能性はあるのでしょうか。

すでに2010年第4四半期にAndroidスマートフォンが世界市場でiPhoneやBlackBerryを抜いてシェアトップとなっていますが、Appleがどのように巻き返すつもりであるのかが気になるところです。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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