静岡が生んだ地サイダー「しずおか いちごサイダー」は見た目を裏切る刺激的なサイダーでした
静岡県で有名なものといえばお茶と富士山が真っ先に頭に思い浮かびますが、いちごも特産品の一つであり、久能山や韮山はいちご狩りスポットとして知られています。その生産面積は全国第6位で、1月から5月頃にかけては多くの人がいちご狩りに訪れるそうです。そんな静岡で見つけたのが地サイダー「しずおか いちごサイダー」。あまりに真っ赤で目立っていたので思わず買い物かごに入れてしまいました。
調べてみると、以前GIGAZINEで紹介した「しずおか謹製 茶コーラ(静岡コーラ)」と同じメーカーの商品のようです。商品紹介によれば「温暖な静岡で育てられたいちごを使い、大井川の伏流水を使用」しているという地元愛あふれるサイダーですが、一体どんな味になっているのでしょうか。
「しずおか いちごサイダー」(税込200円)の実際の味と見た目は以下から。木村飲料株式会社 商品案内:しずおか いちごサイダー
こちらが「しずおか いちごサイダー」。
いちごの形をしたラベル。
「静岡県産いちご」という文字があります。
ラベル左上に描かれた富士山には「甘酸っぱくて美味しい」の文字。富士山の横に描かれているのは、お茶の葉でしょうか。
原材料表示にも「いちご果汁(静岡産)」と表記されているところにこだわりを感じます。
開けるとすごい勢いで泡が発生。振ったりしたわけではないのですが、炭酸が強そうです。
グラスに注いでみました。いちごのさわやかな香りがふわっと広がります。しかし飲んでみると炭酸が強烈。舌がビリビリと痛いくらいに、刺激を感じます。甘みは意外にも控えめで、いちごっぽい酸味が効いています。いわゆるイチゴシロップをサイダーで割った味とはちょっと違って、ベタベタした甘さが無く、すっきりした後味。シロップのような甘みを求めていると、もの足りなく感じるかもしれません。
かわいい感じの見た目なので、炭酸も軽めで甘い味だろうと文字通り甘く見ていたら、予想を裏切る味と刺激でした。静岡県のパーキングエリアなどで販売しているようなので、静岡に立ち寄った際は、話の種に飲んでみるのもいいかもしれません。
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