メモ

無線LANタダ乗りの「無銭LAN」機器、販売者だけでなく購入者も処罰される


インターネットが無料で使える」という謳い文句で販売されていた、他人の無線LAN回線を勝手に利用する、通称「無銭LAN」機器を販売していた業者が逮捕されたことを9月22日にお伝えしましたが、販売者だけでなく購入者も処罰されたことが明らかになりました。

無料でインターネットを使うはずが、かえって多額の罰金を支払うハメになってしまっています。


なお、上記の写真は今年4月に無銭LAN機器が東京・秋葉原で売られていた時の様子です。

詳細は以下から。
「ただ乗り」無線LAN販売、日本橋の店長らに罰金40万円 大阪 - MSN産経ニュース

無線LAN:ただ乗り機器販売で電器店経営者を略式起訴 - 毎日jp(毎日新聞)

産経新聞社および毎日新聞社の報道によると、他人の無線LANを「ただ乗り」してインターネットができる機器を販売したとして、大阪・日本橋のパソコン機器販売店の男性店長らが逮捕された事件で、大阪区検察庁は店長と共同経営者の男性を電波法違反(無線局の無許可開設)幇助罪で略式起訴したそうです。

大阪簡易裁判所は同日に罰金40万円の略式命令を出し、店長らは即日納付しましたが、同法違反容疑で書類送検された機器購入者2人についても、罰金20万円の略式命令が出されたとのこと。

ちなみに免許を受けずに無線局を開設もしくは運用した場合、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金と定められているだけでなく、公共性の高い無線局に妨害を与えた場合は、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金となるため、甘い言葉に乗せられて購入してしまうのは避けた方が良さそうです。

秋葉原で売られていた無銭LAN機器。「ハイパワー」などと謳われていますが、電波法に抵触する出力である場合もあるようです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
被害額4兆円近く、終わらないマジコンの製造・販売に刑事罰の導入を検討へ - GIGAZINE

マジコンユーザーに大打撃、任天堂がマジコンを動作不能にするファームウェアを提供 - GIGAZINE

「法律上問題ない」と断言する秋葉原のマジコン販売事情を徹底レポート、B-CASカードの販売も - GIGAZINE

「マジコン自販機」がようやく営業終了、しかしマジコン販売店は店名を変えて営業続行 - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.