ケモナー必見、独特の世界観が魅力の「Solatorobo(ソラトロボ)」をプレイムービー付きで徹底紹介
「.hack」シリーズや「テイルコンチェルト」などでおなじみのサイバーコネクトツーが今年3月に「Solarobo ソラロボ(仮)」として発表したアクションRPG「Solatorobo(ソラトロボ)それからCODAへ」が「東京ゲームショウ2010」にプレイアブル出展されました。
幾多の浮遊大陸に「イヌヒト」「ネコヒト」と呼ばれる獣人たちが住むという、独特の世界が舞台となる同作ですが、凝ったアクション要素を採用したことに加えて映画「サマーウォーズ」などでも知られるマッドハウスが手がけたアニメパートを挿入するなど、非常にボリューム感がある内容となっているため、実際にプレイしているムービーや設定画、画面写真などを交えて徹底紹介します。
なお、サイバーコネクトツーの「.hack//G.U.」によると、獣人(ケモノ)をこよなく愛する人のことは「ケモナー」と呼ばれるそうです。
詳細は以下から。
■そもそも「Solatorobo(ソラトロボ)それからCODAへ」とは?
サイバーコネクトツーの構想10年、1000点を超す設定画による圧倒的な世界観のアクションRPG作品で、ニンテンドーDS向けに2010年10月28日(木)発売予定。ストーリーは以下となっています。
幾多の浮遊大陸に、イヌヒト、ネコヒトたちが住む世界。
浮遊大陸の眼下には危険なプラズマ雲海とそこから垣間見えるだけの海。
事件はそんな世界の国々のひとつ、『シェパルド共和国』で暮らす
ひとりのイヌヒトのかけだしハンター『レッド』の、
とある任務による貨物飛行船『ヒルデンブルグ号』への潜入作戦から始まった……。
■ロボとヒトのダブルアクション
ゲーム中ではロボット(ロボ)に乗って移動し、ロボットではできないような細かい作業や探索はロボから降りて行う、というダブルアクション形式を採用しており、ロボはカスタマイズや機体の変更が可能。
ロボでコンテナを運んでいるところ。
ミサイルを投げ返すロボ。
ロボは空を飛ぶことも可能。「ロボに乗っているからこそできること」が非常に明確です。
主人公の「レッド(左)」にアドバイスを送る妹の「ショコラ(右)」
ゲーム中にはクエストも登場。どうやらロボの力を借りる必要がありそうです。また、ニンテンドーDSの「Wi-Fiコネクション」を利用したクエスト配信や、DSワイヤレス通信による4人同時対戦にも対応しています。
泳いだり、スイッチを操作する時といった細かい作業を行う場合はロボから降りる必要があります。このように状況に応じてアクションが切り替わるという仕組み。
■イラストが立体的に動く「バースマップ表現」やハイクオリティなアニメーションを採用
アニメがそのまま動いているかのような「ナルティメットストーム」を手がけたサイバーコネクトツーの開発力が生きた、さまざまな趣向が凝らされています。
冒険の舞台や街並みはイラストが立体的に動く、2Dと3Dを組み合わせた「パースマップ表現」で描かれています。
2画面をフルに用いたモーションイラストデモも使用。こちらはロボによる「戦艦釣り」
フカフカしてかわいい。
「2画面をフルに利用するからこそ、格好良くビシッときまる」という良い例かもしれません。
同作にはアニメパートも収録。アニメーションを映画「サマーウォーズ」や「時をかける少女」などでおなじみのマッドハウスが制作するなど、かなり気合いが入っています。
■「東京ゲームショウ2010」でプレイアブル出展
「東京ゲームショウ2010」のバンダイナムコゲームスブースに設置された「Solatorobo(ソラトロボ)それからCODAへ」のブース。「イヌヒト」と呼ばれる犬獣人で同作の主人公、レッドが大きな目印です。
同作の試遊コーナーがあります。
これが試遊用のニンテンドーDSi。ちなみに同作は2画面をフルに活用します。
基本操作の説明
試遊台の上にはプレイ状況をチェックできるモニタがあります。
プレイ中には操作方法に関するヘルプが表示されることも。
プレイ画面はこんな感じ。
これが実際のプレイムービーです。かけだしハンターの主人公「レッド」が依頼を受けてヒルデンブルグ号に降り立つところから物語は始まります。
YouTube - 「Solatorobo(ソラトロボ)」のオープニング in 東京ゲームショウ2010
続いては戦闘シーン。
YouTube - 「Solatorobo(ソラトロボ)」の戦闘シーン in 東京ゲームショウ2010
ロボを乗り降りしてストーリーを進めていきます。
YouTube - ロボとヒトのダブルアクションが特徴の「Solatorobo(ソラトロボ)」
なお、試遊台の背景にはイメージイラストや設定資料など、同作の世界観を知る手がかりが掲載されています。
牛のような「ギウ」と呼ばれる生き物やイヌヒト、そしてネコヒト。
イヌヒトにも多くの種類があり、体格などもさまざまです。
作業用のブーツやネジといった、細かいところまで世界観が作り込まれています。
浮遊大陸がいくつも存在する世界であるだけに、空を飛ぶ乗り物は大きな意味を持つのでしょうか。
重厚感のある列車
なんだかジブリ作品を彷彿とさせる街並み。このような数多くの設定画を手がけているのは、サイバーコネクトツーのデザイナーで、「.hack//G.U.」の世界デザインなども担当した犬丸さんです。
温泉
結婚式の風景
キャラクターの服装についても細かい設定があります。
会場では「ソラトロボ」の魅力を伝える冊子「月刊ソラシド」の第1巻が無料配布されています。
なんと「ソラトロボ きゅんきゅんDVD」なるものまで付属。なお、第2巻は現在全国の協力店舗で無料配布されています。
「Solatorobo(ソラトロボ)それからCODAへ」は2010年10月28日(木)発売予定。1000点を超える圧倒的な世界観設定資料集に加えて、貴重な音源が収録されたサントラCDが付属した、スペシャルイラストBOX仕様の「コレクターズエディション」が税込7140円、通常版は税込5040円となっています。
ソフトのパッケージはこんな感じ。また、予約者に対しては壮大な世界観を彩る様々なコンテンツを収録したスペシャルDVD「Solatorobo Prelude Disc」が予約特典として提供されます。
公式ページは以下から。
Solatorobo(ソラトロボ) それからCODAへ
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