普通のりんごジュースよりまったりしているキリン「世界のキッチンから やさしい煮りんごのアップルモ―ア」
キリンが毎回世界の「おふくろの味」を再現しているシリーズ「世界のキッチンから」のラインナップに、新たに「やさしい煮りんごのアップルモ―ア」が加わっていたので飲んでみました。
商品名の「モーア」というのはデンマーク語で「お母さん」という意味で、まさに「世界のキッチンから」らしいネーミングとも思えますが、名前から普通のりんごジュースとはどんな風に異なるのかイメージしにくかったので、一般的なりんごジュースとも比べてみました。
詳細は以下から。キリンビバレッジ | 世界のキッチンから
「世界のキッチンから やさしい煮りんごのアップルモ―ア」(税込150円)
りんご●個分と聞くとハローキティの身長と体重(身長リンゴ5個分、体重リンゴ3個分)を思い出しますが、それはともかくとして、ジュースにりんごを半分使うというのは何となく多いような印象を受けます。
「アップルモーア」という名前だけではどんなモノだかよく分からないのですが、イラストを見ると何となく想像がつくような気がします。
「アップル」をメインにした飲み物ですが、ほかにもパインアップルやレモンが入っています。砂糖はてんさい糖を使っているなど、相変わらずこだわりのある商品づくりです。
100mlあたり39kcalなので、1本飲みきると195kcalです。
「製造所固有記号は……」という固い文章の後ろにラクガキっぽいりんごのイラストが。
「アップルモーア」についてのうんちくがオシャレに書かれています。エーブルグロッドというデンマークの煮りんごがこの飲み物のモデルとなったそうです。
コップに注いでみました。
乳白色で、とろっとしています。飲んでみると、普通のリンゴジュースと比べてかなり乳製品っぽさが強く、まったりした舌触り。スキムミルクを加えたことがサイトには書かれていたのですが、名前には「アップル」とあるので、ここまで乳製品感が強いとは思っていなかったので少し驚きました。てんさい糖を加えたためか、カドのない、しかし一癖ある甘みが口いっぱいに広がるので、これは飲み物というよりちょっとしたデザートのような存在感。ノドが乾いた時よりは、甘い物が欲しいときに適したものかも。
煮たことでいったいどんな変化があったのか、Doleのりんごジュースと比べてみます。
まず色がまったく違います。
飲み比べてみると、りんごジュースのすっきりした飲み口と、アップルモーアのとろっとした食感はやはりまったく異なります。口当たりで言えばアップルモーアの方が優しく、飲んで落ち着く感じがします。一方、りんごジュースはおなじみの味とはいえ、ノドをきちんと潤してくれます。「アップルモーア」はかなり独自路線の味わいではありつつ、フルーツオレに近い仕上がりだったので、お風呂上がりはコーヒー牛乳ではなくフルーツ牛乳だという人も1度試してみてもいいかもしれません。
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