「化物語」BD第6巻が初動5万枚を突破、テレビアニメのBDとして史上最高の初動売上記録更新

制作上の都合から発売が延期されていたテレビアニメ「化物語」のBD＆DVD第6巻「つばさキャット(下)」が7月28日に発売されました。

その発売初週の売り上げランキングが本日オリコンから発表されましたが、BDは初動5万枚を突破し、テレビアニメ史上最高の初動記録を更新したことが明らかになりました。

詳細は以下から。
化物語：BD初週5万枚突破　テレビアニメ作品最高記録を更新 - MANTANWEB（まんたんウェブ）

「化物語」は西尾維新のライトノベルが原作。「西尾維新アニメプロジェクト」の第一弾としてアニメ化され、2009年7月から9月にかけて放送されました。

これまでにも幾度か記事として取り上げましたが「化物語」の人気は凄まじいものがあり、2009年10月にBD＆DVDの第1巻が発売された時にはすでに発売前日に売り切れる店が出現するほどでした。結局、第1巻の初動枚数(発売初週に売れた枚数)は2万9372枚。ほぼ同時期に発売された「けいおん！」のBD第1巻は3万3000枚ほどで、まだ「化物語」は「トップクラスの売り上げだが、伝説級ではない」という感じでした。

しかし、2009年10月28日発売のBD第2巻で3万9000枚というテレビアニメ史上最高の初動売上(当時)を記録。BD第3巻はさらに4万1000枚と数字を伸ばし、第4巻「なでこスネイク」で4万8000枚という数字を達成。第5巻こそ初動枚数は減ったもののそれでも4万6000枚を売り上げました。

第6巻は最終巻であるということ、発売延期を重ねていることから注目が集まっていましたが、ふたを開けてみるとこれまでの数字を凌駕し5万枚の壁を突破。再びテレビアニメのBDとして初動最高売上枚数記録を更新することになりました。

すでに、「化物語」の前日譚である「傷物語」のアニメ化が決定していますが、この記録を抜くのは「傷物語」ということになるのでしょうか。あるいは、別のアニメが横から現れてかっさらっていくのでしょうか。