どこでもガラガラ引いていけるポータブルオフィス「kruikantoor」
個人用の席を作らず、空いている場所を使って仕事をするフリーアドレスというスタイルを導入する会社があります。個人の荷物が最小限になり、他部署の人とも交流できるというのがそのメリットらしいのですが、自分のお気に入りの席がいつも確保できるわけではなかったり、いちいち荷物を移動させなくてはいけなかったり、面倒と思える要素もあるようです。
そんな不便を一気に解決……してくれるかもしれないのが、この「kruikantoor」です。個人の荷物と机、イスがまるでテトリスのようにコンパクトにまとまっていて、車輪でガラガラと動かせるので、仕事をする場所をある程度選ばずに自分の席を確保することができるかもしれません。
詳細は以下から。tim vinke: kruikantoor
収納されたイスがちょうどリヤカーの取っ手のような役割を果たし、ガラガラと引いて動かすことが可能。
お気に入りの場所に到着したら、おもむろにイスをユニットから取り外します。素材はEPSフォームで、表面にポリウレタン樹脂が吹きつけられているそうです。
イスは2脚あるので、ちょっとしたミーティングや来客にも対応できます。
テーブルは足が片方だけついていて、もう一方は「kruikantoor」自体が支える仕組み。
電源も内臓されているので、ノートパソコンでの作業にも対応できます。
さりげなくエスプレッソマシーンも置かれているため、コーヒーブレイクも思いのまま。実用面はともかくコンセプトはとてもユニークで、これでいざとなったらスマートでクールなオフィスがどこでも持ち歩けるようになったと言えるのかもしれません。
・関連記事
理想的なはずなのにどこかチープな専用オフィス - GIGAZINE
ダンボールで作った、DIY感あふれる手作りオフィス - GIGAZINE
設置したいときに開ければOK、ダンボール製「飛び出すオフィス」 - GIGAZINE
ベスパをリサイクルしたスタイリッシュなオフィスチェア - GIGAZINE
GIGAZINEの新オフィスは結局、どうなったのか? - GIGAZINE
・関連コンテンツ