取材

昭和特撮の魂と新しい技術が融合した新世代特撮「プランゼット」、5月22日に劇場公開


2053年、地球は突如宇宙から現れた謎の生命体の侵略を受けて人口の大半を失った。人類の反撃作戦がことごとく失敗に終わる中、日本方面軍・富士基地では敵拠点を叩く最終作戦「プランゼット」が計画されていた……というのが映画「プランゼット」のあらすじです。

「プランゼット」は昭和の特撮の魂を受け継ぎつつ、映像は最新技術で作り出された新世代特撮として制作されており、5月22日からテアトルダイヤ、テアトル新宿での公開が決定しています。

詳細は以下から。
プランゼット
http://www.planzet.jp/

公式サイトの「映像」から、実際に動いている様子を見ることができます。まず、これは特報映像。富士山に向かってくる謎の円盤。


この攻撃で、地球はほぼ滅びてしまったようです。


謎のカウントダウンが進行中。


これが最終作戦の要なのでしょうか。


迫り来る納豆ミサイル


以上が特報映像の内容。劇場予告編では、もうちょっと詳しく作品内容を知ることができるようになっています。物語の舞台は西暦2053年。


GL-2のパイロット、明嶋大志。地球外生命体FOSの攻撃で父を亡くし、その仇を取るために惑星自衛隊に入隊した25歳。ロボット兵器GLのパイロットとして訓練に励んでいます。声優は「機動戦士ガンダム00」刹那・F・セイエイ役の宮野真守


GL-3のパイロット、佐河佳織。明嶋の後輩で、同じくGLのパイロット。標準語を話しているつもりですが、実際はバリバリの熊本弁。声優は「遊☆戯☆王5D's」龍可(るか)役の寺崎裕香


GL-1のパイロット、田崎剣。GL隊のリーダーを務める太尉。大志、佳織にとっては兄貴的な存在。声優は「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」海馬瀬人役の津田健次郎


惑星自衛隊連合統合軍少佐、吉澤ユウラ。出世に執着しており、その作戦遂行は非情。声優は「NARUTO-ナルト-」うずまきナルト役の竹内順子


大志の妹、明嶋こよみ。兄の勧めで軍幹部の養成学校に通っています。父と同じく軍人の道を歩む兄のことを心配していますが、離れて暮らしているためお互いほとんど会っていません。声優は小倉唯とのユニット「ゆいかおり」で活動している石原夏織


防衛軍のエースパイロット、明嶋孝志郎。大志、こよみの父親で、6年前にFOS迎撃のために召集されて帰らぬ人となりました。声優は「グイン・サーガ」スカール役などの岩崎征実


主題歌は元ちとせの「竜宮の使い」。


地球の命運を賭けて、かなりタフでハードな戦いが繰り広げられることになりそうです。


東京国際アニメフェア2010コミックス・ウェーブ・フィルムブースには…


GLが飾られています。パネルでも十分格好良さが伝わってきますが、立体ならもっと嬉しかったかも。


裏側を見ると、むちゃくちゃ細かくデザインされていることがよくわかります。


GLとはジオメトリック・リムの略称で、地球外生命体FOSを迎撃するための機動兵器のことを指します。GLは空中機動を重視しており、中・長距離射撃用の60mm可変アサルトライフルを基本装備としているほか、ミサイルポッド、ハンドガン、日本刀をサブウエポンとして装備可能。ただし、極度の軽量化が行われているため、近接戦闘には不向きだそうです。なんとなく零戦をイメージさせるロボットですね。


今のところ、5月22日から池袋テアトルダイヤ、テアトル新宿、フォーラム仙台、TOHOシネマズ川崎、TOHOシネマズららぽーと横浜、TOHOシネマズ流山おおたかの森、福山駅前ピカデリー劇場での公開が決まっており、追って6月12日から伏見ミリオン座でも公開されます。このほか、お台場シネマメディアージュ、TOHOシネマズ宇都宮、TOHOシネマズひたちなか、テアトル梅田でも順次公開予定となっています。

原作・脚本・監督は粟津順さん。以前、自主制作CG映画として「惑星大怪獣ネガドン」を作るなど、特撮への思いは深そう。ちなみに、3月28日23時からアニマックスで、4月3日23時30分からBS11で「惑星大怪獣ネガドン」の放送があるそうです。

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in 取材,   映画,   アニメ, Posted by logc_nt

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