東京都杉並区が無料配布するアニメ業界解説冊子「すぎ☆あに」をご当地ゆるキャラのなみすけがアピール
東京都杉並区にはサンライズやマッドハウスをはじめとして数多くのアニメスタジオがあり、このことを自治体も全面的にアピールして「アニメのまち・杉並」と公言しているほか、「杉並アニメーションミュージアム」を運営しているなど、かなり精力的な活動を行っています。
そんな杉並区にはなみすけという、一見すると何だか分からないけどとにかくかわいい生き物が住んでいます。このなみすけ、杉並区の広告塔としてホームページやパンフレットなどにたびたび登場するのですが、今回はアニメ業界の仕事を紹介するマンガ冊子「すぎ☆あに」の宣伝のため、3次元でごそごそと活動していました。
詳細は以下から。杉並区公式ホームページ
「杉並アニメ振興協議会/杉並区/東京商工会議所杉並支部」ブースの前でキメるなみすけ。
まずもって彼が何者かというと、過去に「スギナミザウルス島」に住んでいた妖精で、杉並区に憧れて島を船で旅立っていった猛者であるということです。
正面からだと顔面しか見えませんが、横から見るとこんな風になっています。ちょっと恐竜風味な体つき。
来てくれてありがとう、とぺこぺこされてしまいました。か、かわいい。
アニメ業界の仕事の実際を現役アニメーターが伝えるマンガ冊子「すぎ☆あに」のパネル展示がされていました。配布は東京国際アニメフェア2010のパブリックデーのみとのこと。
フルカラーのマンガでアニメ業界のことを詳しく説明しています。
チラシがずらり。隅の方に「『すぎ☆あに』(仮)アニメ製作スポンサー様も大募集中!」と書いてあるのが泣かせます。先日の谷口悟朗監督インタビューで語られているように、やはりアニメ製作に資金が回りにくい状況があるのでしょうか。
チラシの裏側に書かれているのはこんな内容。声優の増田裕生さんがアニメの製作現場に突撃し、インタビューをした際の音源がCDとして販売されるとのこと。
杉並アニメーションミュージアムではこんなイベントも。このご時世に入館無料というのがすごい。ほかにも2010年3月27日現在、ゲートキーパーズの全話上映が無料かつロングランで行われるなど、いろいろなバリエーションのイベントを行っている模様。
ブースの傍らにあったなみすけイラスト入りのボックス。この中に何が入っているかと言うと……
こちらのぬいぐるみです。ころんとしたフォルムがこれまたかわいい。これは当日ブースで販売されるほか、杉並区役所や杉並アニメーションミュージアムでも購入できるようです。
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