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パナソニックが「Let’snote」の2010年春モデルを発表、大幅な処理性能向上や大容量SSDモデルも


耐久性や堅牢性の高さからビジネスユーザーを中心に高い評価を得ているパナソニックのモバイルノートパソコン「Let'snote(レッツノート)」の2010年春モデルが発表されました。

IntelのCore i7プロセッサやCore i5プロセッサを搭載することで従来よりも大幅に処理性能が向上しているほか、大容量のSSDを搭載したモデルもラインナップされています。

詳細は以下から。
モバイルノートパソコン Let'snote 春モデル発売 | プレスリリース | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic

このリリースによると、パナソニックは「軽量・長時間・頑丈」設計を踏襲しながら更なる高性能を実現したモバイルパソコン「Let'snote」の新製品として、春モデルとなる「9シリーズ」を2月17日から発売するそうです。


「9シリーズ」では、全シリーズにインテル社の新アーキテクチャーを採用しており、「S9/N9シリーズ」は、ターボ・ブースト・テクノロジー利用時に最大2.93GHzで駆動するIntelのCore i5-520M vProプロセッサ(2.40GHz)を搭載することで、前モデル比約1.4倍となる高い性能を実現。また、大画面高解像度のワイド液晶を採用した「F9シリーズ」にもCore i5-520M vProプロセッサを搭載。

そして「R9シリーズ」は新薄型軽量ファンを搭載した独自の新放熱設計で、ターボ・ブースト・テクノロジー利用時に最大2.13GHzで駆動する超低電圧版Core i7-620UM vProプロセッサ(1.06GHz)を搭載したパソコンとして世界最小ボディを実現しています。

いずれのモデルもメモリは2GB、HDD容量は250GB、IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN、1000BASE-T対応の有線LANなどを備えているほか、OSにはWindows 7 Professional 32ビット版(リカバリインストールをした場合は64ビットも選択可能)を採用。なお、S9およびN9、F9の3モデルは下り最大20Mbps、送信最大6Mbpsで通信可能なモバイルWiMAXのチップセットを備えています。

これが10.4インチの液晶ディスプレイ(1024×768)を採用した、約7.5時間駆動の「R9シリーズ」。


12.1インチワイドXGA液晶(1280×800)とスーパーマルチドライブを搭載し、約14時間駆動する「S9シリーズ」


12.1インチワイドXGA液晶(1280×800)を搭載し、約14時間駆動の「N9シリーズ」


14.1インチワイドXGA+液晶(1440×900)を搭載し、約9時間駆動するハンドル付きの「F9シリーズ」


ちなみに、以下のリンクによるとパナソニックの直販サイト「マイレッツ倶楽部」で限定販売されるモデルは店頭販売モデルよりもスペックアップが施されており、全機種のHDDが250GBから500GBへと倍増するほか、Bluetoothを標準装備するなどしています。

モバイルノートパソコン Let'snote マイレッツ倶楽部 春モデルを限定発売 | プレスリリース | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic

また、CPUも店頭販売モデルより上位のものが搭載され、F9およびS9、N9シリーズに関してはCore i5-540M vProプロセッサ(2.53GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー利用時は最大3.06GHz)、R9シリーズに関してはCore i7-640UM vProプロセッサ(1.20GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー利用時は最大2.26GHz)が採用されています。

そしてマイレッツ倶楽部で販売された2009年冬モデルの中で最も人気が高かったS8シリーズの後継となるS9シリーズの「プレミアムエディション」は、すべてのモデルに4GBのオンボードメモリー(最大8GB)が搭載されていることに加えて、最大256GBのSSDやWiMAXとNTTドコモのFOMAハイスピードに対応した通信モジュールを同時に搭載したモデルなどがラインナップされています。

これがプレミアムモデル

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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