1.5億円超をAppleのティム・クックCEOがトランプの大統領就任式に寄付
2024年11月に行われた2024年アメリカ大統領選挙で、共和党候補のドナルド・トランプ氏が第47代アメリカ大統領に当選しました。トランプ次期大統領は2025年1月20日に行われる大統領就任式で、第47代アメリカ大統領に就任することとなるのですが、この就任式にテクノロジー業界から多額の寄付が寄せられていることが明らかになっています。
Apple CEO Tim Cook donates $1 million to Trump inauguration
https://www.axios.com/2025/01/03/tim-cook-apple-donate-1-million-trump-inauguration
Tim Cook is donating $1 million to Trump’s inauguration, too - The Verge
https://www.theverge.com/2025/1/3/24335290/apple-donation-donald-trump-inauguration-tim-cook
Appleのティム・クックCEOが、トランプ次期大統領の大統領就任式委員会に100万ドル(約1億5700万円)を寄付したことが、Axiosの報道により明らかになりました。なお、トランプ次期大統領の大統領就任式にはOpenAIのサム・アルトマンCEO、Amazonの創業者であるジェフ・ベゾス氏、Metaといったテクノロジー業界の大手企業や著名人からも寄付がよせられています。
クックCEOはトランプ氏の最初の大統領任期中に、同氏と個人的に友好関係を築いたことで知られています。トランプ氏が次期大統領となったことを受け、テクノロジー企業のCEOたちはクックCEOの戦略を模倣しようとしているとも言われており、実際トランプ氏が2024年アメリカ大統領選挙に勝利した際には、IT業界のさまざまな著名人からお祝いの声がよせられました。
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Axiosによると、クックCEOはトランプタワーとマー・ア・ラゴにあるトランプ氏の別荘で、同氏と会談したそうです。
Axiosに情報提供した匿名の関係者は、「アラバマ出身であることを誇りに思うクック氏は、就任式はアメリカの偉大な伝統であると信じており、団結精神で就任式への寄付を申し出ました」と語ったそうです。なお、就任式への寄付はあくまでクックCEO個人によるもので、Appleからの寄付は「期待されていない」と関係者は語っています。
また、2024年12月に行われたベゾス氏とトランプ氏の夕食会と、トランプ氏とクックCEOによる夕食会の両方に、トランプ氏の大統領選挙勝利に大きく貢献したイーロン・マスク氏が立ち会っていたことが報じられています。
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