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「劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~」公開2週間で動員22万人突破、1スクリーンあたり興行収入は他を圧倒する1位


11月21日(土)から公開されている「劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~」が、公開から2週間で22万人を動員したことが明らかになりました。「マクロスF」はシネマサンシャイン池袋ほか全国30の映画館で上映されており、1スクリーンあたりでの興行収入は同時期上映の作品に比べても断然トップ状態だそうです。

特に、公開初週の11月21日(土)から11月23日(月・祝)の3連休は多くの劇場で満員・立ち見となったほか、現在でも週末になると満員状態が続いているとのこと。

詳細は以下から。
「マクロスF」が放送されたのは2008年4月から9月。その最終回直後に映画公開が発表されました。

「劇場版マクロスF」始動、マクロスF最終回放映直後に発表



いったいどういう作品なのか、ストーリーやビジュアルはしばらく発表されませんでしたが、早い段階から「テレビシリーズを見ていない人でも楽しめるような作品に」という目標が掲げられていました。シリーズ構成の吉野弘幸氏が「どんな形になるかまだ言えませんが、その(クランへの)愛情をあらぬ方向に発揮しようと画策してます」と語っていましたが、その愛の結果がミシェルに関する変更だったのかもしれません。

「マクロスF 劇場版」でクラン・クランがまさかの主役抜擢?



2009年6月にタイトルが「イツワリノウタヒメ」であることが判明。さらに「歌で銀河が救えるわけないでしょ」という、これまで歌で銀河を救ってきたストーリーを覆すようなコピーがついていることも明らかになりました。

「劇場版マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」は11月21日(土)公開か



映画公開直前には山手線にマクロスFラッピング電車が走るなど、大々的なプロモーションを展開。外回り、内回り各1編成だったため出会えなかった人もいるかもしれませんが、仕事中に出会ってしまった人はちょっと気まずい思いをしたのではないでしょうか。しかし、それだけにかなり強烈なインパクトを残しました。

「劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~」本日公開、恥ずかしいぐらい大展開されたプロモーションいろいろ



初日舞台挨拶には河森正治監督、シェリル・ノーム役の遠藤綾さん、ランカ・リー役の中島愛さん、早乙女アルト役の中村悠一さんのほか、格闘家の長島☆自演乙☆雄一郎さんも登場。

ムキムキマッチョなランカ・リーが乱入、「劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」の舞台挨拶に行ってきました



週間興行成績は第1週目が9位、第2週目が10位。関連グッズも大量に用意されましたがほとんどが瞬殺、パンフレットは1週目から増刷されるほどの売れ行きだったそうです。リピーター・プレゼントとして、映画鑑賞後のチケット半券2枚で「デカルチャー・ブックマーク(しおり)」全7種類も用意されていたのですが、すでに劇場によっては品切れしているところもあるとのこと。音楽面も好調で、映画公開直後の11月25日(水)に発売された、映画挿入歌を含むアルバム「ユニバーサル・バニー」はデイリーランキング最高2位、週間ランキング3位を獲得。さらに、12月16日(水)にはランカが劇中で歌った新CMソングや映画のエンディングテーマを収録した「CMランカ」が発売されます。

映画第2弾の公開がますます楽しみになってきました。

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in 映画,   アニメ, Posted by logc_nt

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