メモ

北朝鮮の「人工衛星」発射は軌道に乗らず、失敗に終わったことをNORADが発表


先ほど北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)が声明を発表したところによると、北朝鮮は人工衛星「クァンミョンソン(光明星)2号」を軌道に侵入させることに成功した、つまり「大成功」だとしているのですが、実際には衛星は軌道に乗らず、そのまま太平洋に落ちたそうです。

ちなみにロシアは「打ち上げで軌道は外れておらず、ロシアの領空にも入っていない」と指摘していましたが、軍事専門家による分析が必要だとしていました。

詳細は以下から。
North American Aerospace Defense Command
http://www.norad.mil/


NORAD and USNORTHCOM monitor North Korean launch

NHKが報じたNORADの声明によると、北朝鮮はテポドン2号ミサイルを発射し、日本海と日本を超え、ロケットの1段目は日本海に落下、2段目以降は太平洋に着水したそうです。


また、軌道には何も乗らず、日本には何の破片も落ちなかった、としています。

さらに、今回のロケット発射は北アメリカやハワイへの脅威とは見なさず、何の措置も取らなかったそうです。

なお、オバマ大統領は声明で「今回のテポドン2号の発射は国連安保理決議に明らかに違反している。日本、韓国などとともに国連安保理に持ち込む」としており、日本時間で明日の午前4時から緊急会合が開催されるそうです。

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in メモ, Posted by darkhorse

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