メモ

上司の命を救った夫婦、リストラにあって社宅を追い出される


上司の命を救った数ヶ月後に仕事をリストラになり、社宅から追い出されてしまった夫婦がいるそうです。人命救助と仕事は直接関係ないとはいえ、人生の理不尽さを感じさせる待遇です。

詳細は以下から。
Saved life of boss ... then fired - Northern Territory News

オーストラリアのティペラリー駅で7年間事務員をしていたSharon Hegyiさん。看護師でもあったSharonさんは、駅の財務マネージャーが心臓発作を起こした時に、薬を用意して酸素を吸入させ救急車を呼んだそうです。しかし、救急車が到着する前に財務マネージャーの容態は急変。このままでは死んでしまうと考えたSharonさんは、同じ職場でメカニックとして働いている夫のDavid氏に車を出してもらい、少しでも病院に近づけようとしました。David氏の運転する車は道の中ほどで救急車と出会い、財務マネージャーは病院に運ばれてしばらく仕事を休むことになったそうです。


しかし、クリスマス後の休暇を終えたHegyi夫妻は会社からクビを言い渡され、2週間以内に社宅から出ていくよう命令が下りました。人事部の手紙によると、解雇理由はリストラのためだったそうで、David氏は「ショックだった。5人の子どもがいるのに無職で家もなくなった。他の仕事は簡単に探せると思うが、前の仕事に戻りたい」と語りました。

解雇されたHegy夫妻。


ティペラリー駅の総支配人であるDavid Warriner氏はSharonさんが財務マネージャーの命を救ったことを知っていましたが、経済的理由から解雇せざるを得なかったと述べたそうです。Sharonさんは「私たちは今までの生活を気に入っていた。飲酒も喫煙もせず、一生懸命働いていた。私たちが何か間違ったことをしたのならクビになるのも理解できるが、今回の解雇はそうではない」と話しています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
女性の命を救ったのに、なぜか会社をクビになった男 - GIGAZINE

人命救助するとクビになってしまうイギリスの消防士 - GIGAZINE

つまようじを消す「魔法」を使った教師がクビに - GIGAZINE

仕事をしながらクビにならずにテレビを見る10の方法 - GIGAZINE

ペプシの従業員がコカコーラ従業員を襲撃、顔面を殴ってクビに - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.