iPhone泥棒を目撃した10歳児、すかさず自分のiPhoneで写真を撮り逮捕につながる


イングランド北東部のダラム州ダーリントンでiPhoneのひったくりを目撃した10歳の少年が、とっさの判断で自分のiPhoneを取り出し、自転車で逃走する犯人の写真をスナップしTwitterに投稿したところ、犯人の逮捕につながったそうです。

詳細は以下から。Twitter crime-buster Alex Wilson, 10, helps convict thief snapping him red-handed | Mail Online

2010年9月10日の午後、無職Craig Royal(24歳)は、歩行者が手に持っていたiPhoneをひったくり自転車で逃走しました。父親のDylanが運転する車の中からその様子を目撃したAlex Wilson君(10歳)はショックを受けたものの、とっさの判断で素早く自分のiPhoneを取り出し、帰宅後に「This idiot just robbed someone on Yarm Road about 20 mins ago.(このバカが20分くらい前にYarm Roadで強盗を働いたんだ)」というキャプションとともにTwitterに投稿したそうです。

写真を見た警察がRoyal容疑者を特定し、逮捕につながったとのこと。Royal被告は罪を認め、今週木曜日にダーリントン治安判事裁判所で有罪判決を受けました。


Alex君の助けがなければ有罪判決はなかっただろう、と警察は話しています。ダーリントン署のMark Hall警部補は「この少年は重要な証拠人で、彼の素早い判断と公共心が、早期の容疑者特定と逮捕を可能にしました」と述べています。

Alex君の両親は息子の行動をとても誇りに思っているとのことで、母親Mel Wilsonさんは、「強盗を目撃したAlexは強い嫌悪感を感じ、カメラに収めることができて喜んでいました。犯人が捕まったと聞いて、喜びもひとしおです」と語っています。


ひったくり犯のCraig Royalは数年前に兄弟を交通事故で亡くして以来「軌道をはずれた」行動をとるようになり、後に重度のてんかんとの診断を受けたとのことで、被告側の弁護人Stephen Andrews氏は、「犯行当日Craigはパートナーと口論し、酒を飲んでいました。てんかんの薬とアルコールの組合せにより、彼はまともに考えることができない状態でした。帰宅途中に携帯電話を持っている人を見かけ、何も考えずにつかみとったのです」と語っています。犯行直後にRoyalは奪った電話を床に投げつけ破壊したとのことで、換金目的でなかったことは事実のようです。

Andrew Pascoe判事は「実に愚かな行為です。一体何を考えていたのですか?」と被告に尋ねたものの、そうした事情も考慮してか、12ヶ月の条件付き釈放(Conditional Discharge:監察期間中にさらなる違反を重ねない限り懲役などの刑罰を受けない)と50ポンド(約6700円)の罰金、85ポンド(約1万1400円)の弁償金という軽い刑となったそうです。

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