「Windows 7」のベータ版、日本では1月13日からダウンロード可能に
マイクロソフトは、次世代PC向けOSである「Windows 7」のベータ版について、MSDN・TechBeta・TechNetユーザーを対象に本日よりダウンロード提供を開始したわけですが、PC利用の豊富な知識を有する個人ユーザー向けに、日本では1月13日から公開する予定だそうです。
今回のベータ版ダウンロードは、開発者や企業のIT管理者、および自分でOSのインストールと現状復帰ができるユーザー向けに、開発段階の製品を評価、検証してもらい、マイクロソフトへフィードバックしてもらうことで、製品品質の向上を図ることを目的として実施するものとなっています。
「Windows 7」の最新デモムービーと詳細は以下から。
マイクロソフトのCEO スティーブ バルマーがCESにおいて、Windows(R) 7 ベータ版、Windows Live(TM) の提供開始を発表
これが最新のデモムービー
これが新型のエクスプローラ
ジャンプリスト
ライブラリ機能
新しいペイントに搭載されるリボンインターフェース
検索
タスクバー
テーマの管理
今回の「Windows 7」で注力している点は以下のような感じ。
■一般ユーザーが望むスタイルでの作業を実現
マイクロソフトは「Windows 7」において、性能、信頼性、セキュリティ、互換性、バッテリー性能に注力して改善を行っており、ユーザーのエクスペリエンス向上を重視することで、ユーザーはオペレーティング システムの管理を気にせずに、集中して作業に取り組むことができるとしています。
■日常業務をより迅速かつ簡単に
「Windows 7」は一貫した直観的なデザインを採用し、ユーザーがPCを使用して行う日常の業務をより簡単にするとのこと。例えば、Jumplists、Previews、新しいタスクバーなどの機能によりデスクトップでの操作を改善しており、ユーザーが頻繁に使用するアプリケーションやファイルへ迅速かつ簡単にアクセスできるようになっているそうです。また、ユーザーは新しいホームグループ機能を使用し、家庭内の複数のPCを接続し、プリンターの共有、ドキュメントや音楽、写真、動画などへのアクセスも簡単になるとのこと。さらに、使いやすい新たなインターフェースを採用したDevice Stageにより、デバイスの管理を向上させ、1カ所から共通のタスクを行うことができるそうです。また、「Windows 7」の新しいマルチタッチテクノロジにより、ユーザーはPCのスクリーン上で指を使った直観的な操作が可能となります。
■豊富なエンターテイメント エクスペリエンスを提供
ユーザーはより多くのデジタルメディアへアクセスし、PCを、家電製品を利用する際のハブとして使用していることがわかってきたため、「Windows 7」では「Play-to」機能により、音楽や動画、写真の再生をホームネットワーク上のデバイスで簡単に実行できるそうです。また、「Windows Media Player」と「Windows 7」の「Windows Media Center」を使用し、多様なメディアフォーマットを内部サポートすることで、PCを使用し、より多くのメディア コンテンツを再生し、広範なデバイスとの共有を実現するとしています。
なかなか強力そうですが、どうなるのか楽しみです。
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