平日の昼に行列1時間、大人気の「クリスピー・クリーム・ドーナツ」に行ってきました

2006年12月15日に新宿サザンテラスに1号店がオープンし、連日長蛇の列ができることで有名な人気ドーナツ店「クリスピー・クリーム・ドーナツ」に行ってきました。

「平日の昼間なら並ばなくて済むだろう」と思いきや、1時間も並ぶ羽目になった有名ドーナツ店の味を行列レポートとセットでお届けします。

詳細は以下から。
訪れたのはJR新宿駅南側「サザンテラス口」の近くにある、日本第1号店の「新宿サザンテラス店」です。

待ち時間は50分。店頭の列の後ろに並べばいいのかと思いきや、列の整理をしている警備員さんに、店の右横にある階段を上がった橋の上で待つように言われました。

階段の方に向かってみると、平日の昼にもかかわらず列が出来ていました。なんですかこれは…。

並んでいるところ。

10分ほどして店頭の列へ移動。並んでいる間に「やっぱり無理」と言いながら列を抜ける脱落者がチラホラ。

通行人。時折行列を見て「なにあれ」と驚く声も。それにしてもビル風が強い…。

待っている間に店員さんが「お召し上がりになってお待ち下さい」と言って、スタンダードなドーナツ「オリジナル・グレーズド」を1つずつ配ってくれました。

できたてとあってホカホカで柔らかくておいしい。アイシング（ケーキやクッキーなどの飾りつけに使うお菓子の糖衣）のおかげで味は結構甘めです。

列の先頭の方にきました。みんな今か今かと待ちわびています。

待っている間にメニューが配られるので、欲しいドーナツを決めておきましょう。

ドーナツを作っているところを見ることができるので、期待が高まってきます。

ようやく店内に入ることができました。店内に入っても少し待たされるのがもどかしい。

苦節1時間、ようやく購入に成功。売れ筋商品をチョイスしてもらいました。

購入したドーナツは2階で食べることができます。店内の雰囲気は落ち着いていて良い感じ。

外には相変わらず長蛇の列が。

これが並んでいる間に配られたスタンダードなドーナツ「オリジナル・グレーズド」。

ココナッツが特徴の「チョコレート グレーズド ココナッツ」

カスタードクリームをふんだんに使った「チョコレート カスタード」

ストロベリーフィリングがつまった「パウダー ストロベリー」

バナナフィリングを使った季節限定商品「ゴーバナナ」

カラフルで若者に人気の「チョコレート グレーズド スプリンクル」

ほかのドーナツチェーンでも見かける定番商品「オールドファッション チョコレート」

「チョコレート グレーズド ココナッツ」をちぎってみたところ。中は普通のドーナツです。味はアイシングで十分甘い上に、さらに追い打ちでチョコレートがかかっているため、全体的にかなり甘め。ココナッツはマッチしています。

「チョコレート カスタード」にはカスタードクリームがぎっしり。味はドーナツ自体が甘いのに対して、カスタードクリームの甘さがとても上品でした。チョコレートがもっとビターだと全体的な甘みを抑えられて良かったかもしれません。

「オールドファッション チョコレート」は固めで、しっかりした歯ごたえ。味は「これなら甘くないかも？」かと思いきや予想外の甘さ。なんだこれは。ドーナツ自体は普通のあっさりしたチョコレート味なのですが、かかっている砂糖が多すぎるのかもしれません。

「ゴーバナナ」のバナナフィリングはこんな感じ。ほかのものと違ってドーナツ自体はあまり甘くありませんが、今度は中に入っているバナナフィリングが酸っぱいです。あまりほかのドーナツとの相性（食べ合わせ）が良くないかも。

「パウダー ストロベリー」をちぎったところ、ストロベリーフィリングがあふれ出してきました。味はゴーバナナと同じでドーナツ自体は甘くありませんが、ジャムパンが好きな人にはオススメの味です。

最後に「チョコレート グレーズド スプリンクル」ですが、「なんだこれは」と思うくらい甘い。トッピングもチョコもドーナツ自体も三位一体で激甘なため、ストレートの紅茶などと組み合わせて食べないとキツい味になっています。

・総評
自分は甘党であると自負していましたが、それぞれのドーナツが一切妥協を許さない甘さだったので、あえなく撃沈してしまいました。一緒に飲み物として頼んだ「バナナ シェイク チョコレート」も甘いはずなのですが、最終的にはドーナツの甘味に疲れた舌を癒してくれる役割に。

しかし店内の若い女性客たちは平気な顔をして食べていたので、どちらかというと女性向けのお店のようです。超甘党を自負する人や、気になる女性にお土産として持っていくのに最適なのではないでしょうか。