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東芝、原子力発電制御システムなどの設計データが入ったHDDを盗まれる


東芝が本日、データサーバの外付けHDDなど、複数のHDDが事業所から盗まれたことを明らかにしました。HDDの中には原子力の発電制御システムの設計データなどが含まれていたとのこと。

「原子力の発電制御システムの設計データ」と聞くと少し不安感が募りますが、犯人はいったいどのような目的で盗んだのでしょうか。

詳細は以下から。
当社事業所におけるハードディスク装置の盗難について

このリリースによると、東芝は5月14日に府中事業所にてデータサーバの外付けハードディスク3台とデスクトップパソコンの内蔵HDD1台が盗まれたことを確認して、被害届を提出したそうです。


東芝が調査を行ったところ、データサーバの外付けHDDは5月12日(月)深夜から14日にかけて盗まれたとされており、デスクトップパソコンは故障のため2007年4月27日から鍵のかかった部屋に保管されていたものの、内蔵のHDDが取り外されていたことが5月14日に確認されたとのこと。

なお、これらのHDD内に保管されていたデータについては現在調査中で、完了まで数日かかると見込んでいますが、HDD内には火力や水力、原子力の発電制御システムの設計データ等が含まれていたとしています。

このデータが盗まれることで、いったいどのような影響があるのか分かりませんが、鍵のかかった部屋からも盗まれていることなどを考えると、犯人はある程度明確な目的を持って盗み出したのかもしれません。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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