牛丼復活で好調な吉野家が地域別価格を検討
先日発表された吉野家ホールディングスの8月連結中間決算によると、牛丼復活の効果で営業利益が前年同期比の4倍以上になったそうです。そして発表の中で、地域別価格の導入を検討しているということが明らかになったとのこと。
地域別価格といえば大半の店舗が値上げされたマクドナルドの地域別価格が思い浮かびますが、吉野家も追従するということなのでしょうか。
詳細は以下の通り。
asahi.com:牛丼復活で営業利益4倍超 吉野家、地域別価格検討も - ビジネス
この記事によると、今回発表された吉野家ホールディングスの8月連結中間決算によると、今年3月から牛丼を1日13時間販売している「牛丼復活」の効果で、売上高が前年同期比25%増の778億円、営業利益は同4.3倍の43億円、当期利益は同4.9倍の11億円となったそうです。
なお、牛丼の24時間販売再開の鍵となる牛肉の調達状況に劇的な改善はなく、「年末までにはっきりさせたい」としており、マクドナルドなどが導入している地域別価格について、安部修仁社長は「全国同一の価格でないといけないという考えから転換した」と述べたとのこと。
全国一律の価格戦略を転換、値上げスタンスではない=安部吉野家HD<9861.T>社長 | Reuters
また、この記事によると地域別の価格設定については「地域別の事情に合わせ、適合する価格帯を見つけながらやる」と述べた上で、「明確に値上げというスタンスには立っていない」と語ったとしています。
つまりマクドナルドよりもトータルで見た値上げ幅は小さくなるということなのでしょうか。正式な発表が待たれるところです。
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