フラッシュメモリー搭載「VAIO type T」の起動速度比較ムービー
先ほどの記事で「VAIO type T」の標準仕様の店頭販売モデル「VGN-TZ50B」と、VAIOオーナーメードモデル「VGN-TZ90S」を写真で紹介しましたが、「VGN-TZ90S」の方にはCPUに最新のCore 2 Duoが使われているだけでなく、32GBのフラッシュメモリーと160GBのHDDの両方を搭載しており、それによって標準仕様のものと比べて起動速度が格段に上がっているそうです。
実際どれだけ上がっているのかをさっそく比較してみました。
詳細は以下の通り。
左がフラッシュメモリーを搭載したオーナーメードモデル「VGN-TZ90S」で、右が従来のHDDを搭載した標準仕様の店頭販売モデル「VGN-TZ50B」です。
ちなみに標準仕様の店頭販売モデル「VGN-TZ50B」の詳細なスペックはこんな感じ。
CPUはCeleronM 1.2GHz、メモリを1GB搭載しています。OSはWindows Vista Home Premium。
「Windows エクスペリエンス インデックス」は2.5。グラフィックスが足を引っ張っている形です。3.0あればVistaのAero機能がストレス無く使えるレベルとのことですが…。
HDDに東芝の80GBのものを採用。
続いてVAIOオーナーメードモデル「VGN-TZ90S」のスペック。
CPUはCore 2 DuoのU7600(1.2GHz)、2GBのメモリを搭載しています。こちらもOSはWindows Vista Home Premium。
「Windows エクスペリエンス インデックス」は2.0。標準仕様のものと同じで、グラフィックスが足を引っ張っている形です。あれ、2.0?
起動ドライブに32GBのフラッシュメモリー。
160GBのHDDも搭載しています。
なお、標準仕様モデルがスイッチを押してから65秒ほどで起動しているのに対して、オーナーメイドモデルは45秒ほどで起動しています。およそ2/3の計算です。搭載しているCPUが違うことも起動時間が早まった理由の一つであるとは思われますが、それを加味しても早すぎ。フラッシュメモリーを搭載したことによる起動速度の向上は十分あったと言えるのではないでしょうか。
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