カンニングを目的としたスマートグラスのレンタルが増加

AIスマートグラス市場が成長した結果、リアルタイムナビゲーションやライブ翻訳など便利に使われる一方で、カンニングなど不正行為に利用されるケースも増えていると、海外メディアのRest of the Worldが伝えました。
China’s early adopters embrace AI glasses - Rest of World
https://restofworld.org/2026/china-ai-glasses-cheating-privacy-boom/

Students Are Now Renting Smart Glasses to Cheat on Exams
https://gizmodo.com/smart-glasses-cheating-exams-2000739723
スマートグラスはカメラで捉えた情報を分析してディスプレイ型グラスに表示することができます。この機能を応用し、テストの答えを表示させる人たちが増加しています。
スマートグラスの成長が著しい中国でも例外ではありません。Rest of the Worldが取材したある中国人学生は「落第しそうな科目はスマートグラスで何でもカンニングできる」と話し、同じことをしようとする他の学生にスマートグラスを貸し出しているという情報を共有しました。

高性能なスマートグラスは依然として高価であり、また人によっては使用機会が限定されていることから、安価で短期間だけ使用できるスマートグラスのレンタルも流行しているそうです。
Rest of Worldが取材した中国のビジネスマンは「過去4か月間で1000人以上に貸し出した」と語っています。このビジネスマンによると、利用者は海外旅行中に翻訳したり、講演中に原稿をこっそり見たりするために使っているほか、テストのために使う人もいるとのこと。このビジネスマンも「英語や数学の問題に答えることが可能」と宣伝しているとのことです。
中国の主要な試験ではスマートグラスの使用が明確に禁止されていますが、監督官がスマートグラスを認識しておらず、見落とされているケースもあります。
アメリカでも法廷や主要な試験でスマートグラスを禁止しているところが多いものの、その取り締まりは依然として困難を極めているといいます。アメリカで販売されている「Ray-Ban Meta」のように大手眼鏡ブランドとコラボした製品は、見た目もほとんど普通の眼鏡と変わりません。

2025年には世界全体の16.7%に相当する250万台のスマートグラスが中国市場に出荷されました。中国政府は消費促進を目的とした国家補助金制度にスマートグラスも含めていて、2026年の春節期間中にはスマートグラスの総売上高が前年比35%増加したと伝えられています。
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in ハードウェア, Posted by log1p_kr
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