メモ

安物のワインを30分でヴィンテージワインに変える機械


何十年も寝かせたようなヴィンテージワインを飲みたいと思っても、非常に高価であるため、口にする機会がほとんどありません。しかし、コンビニやスーパーなどで販売されている安価なワインを何年間も寝かせたヴィンテージワインのような味に変える機械が発明されたようです。

まだ一般流通されていませんが、この機械が一般に流通されれば、取れたてのフレッシュなワインと熟成させた芳醇なワインが簡単に味わうことができるかもしれません。

詳細は以下より。
The miracle machine that turns cheap plonk into vintage wine | Mail Online

Gadget turns plonk into ‘vintage’ wine | Metro.co.uk


開発者の名前はケーシー・ジョーンズ氏。今回開発された機械にはまだ名前は決まっていませんが、会社内では「Ultrasonic Wine Ager」と呼ばれているようです。


この機械はボトル内のアルコール分子をぶつけ合う事によって熟成させ、数十年間寝かしたような味に変化させることができるとのこと。また、この機械はあらゆるアルコール成分に作用するため、塗装剥離剤でさえ8年間寝かせたシングル・モルト・ウイスキーのような味にもなるらしい。

これが「Ultrasonic Wine Ager」。


ボトルを入れるとこんな感じ。写っている人がケーシー氏です。


ワイン醸造専門家であるアンドレ・ジョーンズ氏も、この機械で熟成される前のワインと熟成された後のワインを飲み比べると、明らかに味に変化があることに驚いているようです。アンドレ氏によると、ブドウの品種自体は変わっていないが、質が落ちたブドウで作られたワインが、上質のブドウで作られたワインのように変化したとのこと。

ケーシー氏の会社であるインベンターズ・ショーケース株式会社は「Ultrasonic Wine Ager」の製造・流通の取引相手を探しているとのこと。ケーシー氏はこの機械によって、ハウスワインの販売促進などの効果が出る事を期待しているようです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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