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ストーリー展開を入れ替えるのってどんな時?「ガス屋で~す!!」第9話メイキング解説完全版


ガス屋に入社したばかりの加世 貴有(かせ きゆ)が、大規模なイベント「ガス展」の企画担当として奮闘する「ガス屋で~す!!」の第9話では、物語のクライマックスであるガス展開催に向けての歩みが描かれます。第9話メイキングを振り返ると、ネーム段階で構想していた第10話の展開と一部入れ替わっている部分があったため、「プロットからネームでストーリーを入れ替えるのはなぜなのか?」という点を中心に詳細メイキングをお届けします。

「ガス屋で~す!!」は1話から最新話まで一気に読むことができます! 感想やコメントは#ガス屋で~すもしくはマンガ感想フォームまでお願いします!

第1話「ガス屋の新人、加世キユです!」を読む!


第2話「100%への努力」を読む!


第3話「ボンベの先に見えるもの」を読む!


第4話「商売と人情の間」を読む!


第5話「給湯器を100台売った女」を読む!


第6話「二兎追わない作戦!」を読む!


第7話「星を見た日」を読む!


第8話「ガス屋の女王様!」を読む!


第9話「全力と限界」を読む!


「ガス屋で~す!!」第9話の展開は、大きく3つに分かれています。まず、ただでさえ忙しい「ガス展」の企画に、新しい「実績勝負」というイベントまで発生して、体調と精神に不安を抱えながらもキユが企画会議に参加します。そして、疲れとプレッシャーに押しつぶされ、キユはついに倒れてしまいます。


がんばりすぎてしまう性格から、立ち止まって休むことも重要だと知ったキユは、不安を乗り越えてもうひとつ成長しました。そして、緊張と期待が入り交じるガス展がついに開催する、というのが第9話の主な展開です。


一方で、初期ネームを見ると、本編では描かれていないシーンがいくつかありました。まず、初期ネームではガス展の企画会議に参加したのはアリカ先輩のみで、その後キユは会社でアリカさんから詳細を聞きながら作戦会議をします。それが掲載原稿では、キユも企画会議に参加する形に変更。キユにとっては、大事な会議に参加することで、直接プレッシャーを感じる形になりました。


以下は、キユのライバルとなる実績最強のお嬢様・ミツキが作戦会議をするシーン。完璧そうに見えたミツキが、全力で目標へと向かうどこか等身大に感じられる良いシーンでしたが、ストーリーの流れが入れ替わる関係でカットとなりました。

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in マンガ,   メンバー限定, Posted by log1e_dh

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