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【訃報】「車いすの物理学者」スティーブン・ホーキング博士、死去

by John Cairns

イギリスの理論物理学者であり、21歳の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)の診断を受けた「車いすの物理学者」としても知られるスティーブン・ホーキング博士が2018年3月14日(水)、ケンブリッジの自宅で亡くなりました。76歳でした。

Stephen Hawking, modern cosmology's brightest star, dies aged 76 | Science | The Guardian
https://www.theguardian.com/science/2018/mar/14/stephen-hawking-professor-dies-aged-76

Stephen Hawking dies aged 76 - BBC News
http://www.bbc.com/news/uk-43396008

ホーキング博士は1942年1月8日生まれ。1959年にオックスフォード大学に入学し、卒業後、ケンブリッジ大学大学院に進学しましたが、21歳の時に「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」であるという診断を受け「余命2年」を宣告されました。


しかし、ホーキング博士の病状の進行は通常考えられていたものよりゆっくりで、1960年代にロジャー・ペンローズとともにブラックホールの特異点定理を証明。1970年代にホーキング放射を提唱するなど、76年の人生の間に多くの業績を残しました

近年は、発達する人工知能に対する危険性を提唱。

人工知能は核兵器よりも潜在的に危険、ホーキング博士が「100年以内に人工知能は人間を超える」と警告 - GIGAZINE


また、人類の将来についても「ここから先は違う世界に進むしかない」と、宇宙進出の重要性を説いていました。

天才物理学者ホーキング博士が「人類は月に行き別の惑星を目指すべき、それ以外に選択肢はない」と語る - GIGAZINE

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in メモ, Posted by logc_nt

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