ドリフト・スピード狂・警察上等アウトローなどストリートレースのカリスマに成り上がるゲーム「Need for Speed」をプレイしてみました
実在するスポーツカーをカスタマイズし広大なオープンワールドの舞台でストリートレースを競い合うレースゲーム「Need for Speed」が、PlayStation 4とXbox One向けに2015年11月12日に発売されます。Need for Speedはエンジンだけでなく、自動車の形状やマーキングなども部品交換でカスタマイズしまくれるほど自由度が高く、アウトロー・スピード・ビルドなど合計5つのプレイスタイルを極めて究極のカリスマドライバーになれるというぶっ飛んだレースゲームになっているとのことなので、PlayStation 4版を実際にプレイしてみました。
Need for Speed - Official Site - JP
http://www.needforspeed.com/ja_JP
Need for Speedがどんなゲームなのかは以下のムービーを見ると、何となくわかります。
「Need for Speed」の警察チェイスで何とか逃げ切り - YouTube
「Need for Speed」のタイトルロゴが表示されたら○ボタンを押します。
「エンドユーザー使用許諾契約」も○ボタンでOK。
これがNeed for Speedのメニュー画面です。「プレイ」を選択して○ボタン。なお、Need for SpeedをプレイするにはEAのアカウントを持っている必要があります。
キーの割り当ては左スティックがステアリング、右スティックがカメラ回転、L2がブレーキ、R2がアクセルなどなど。
PlayStation Plus(PS Plus)への加入を求められますが、Need for SpeedはPS Plusに加入していなくてもプレイ可能です。ただし、インターネットの接続は必要。
ムービーが始まってゲームのスタート。何やら激しいカーレースが行われています。
カーレースを制したのは主人公。主人公のドライブテクニックを見たスパイクという走り屋がクラブへ招待してくれました。
クラブへレッツゴー、ということで自動車を運転開始。画面左下に表示されているのがマップで、画面右下にあるのがタコメーター。
コントローラーの「OPTION」ボタンを押すと、スマートフォンを使用可能。「マップ」のアイコンを選ぶと……
マップを表示してくれます。
Need for Speedのマップはカーレースのオープンワールドということもあり広大です。どれくらい広いのかは以下のムービーを見るとわかります。
「Need for Speed」のマップの広さはこれくらい - YouTube
マップを確認したところでスパイクに招待されたクラブへゴー。道路に青い矢印で道順をナビしてくれるので、迷う心配はありません。
到着したクラブでは若者たちがガンガンダンスを踊っています。
スパイクを発見して、ロビンという走り屋の女性を紹介してくれました。スパイクは主人公を走り屋のメンバーに入れてくれるとのこと。
クラブの裏手にあるガレージに連れて行かれて、いかつい走り屋グループのリーダーのトラビスにご対面。
トラビスはなんと自動車を1台プレゼントしてくれます。選べるのはホンダ・シビックタイプR(2000)/フォード・マスタング Foxbody(1990)/スバルBRZプレミアム(2014)から1台で、スバルBRZプレミアムを選んでみました。
さらに、走り屋グループの一員でメカニックのエイミーを紹介され、エイミーとスプリントバトルをすることに。
カーブが少なく短いレースコースでのバトルでしたが、ゲーム序盤で操作に慣れておらずあえなく負けてしまいました。
レース終了後、すぐにエイミーから電話がかかってきます。着信は画面左上に表示され、L1ボタンで通話できます。エイミーによると、とにかくガレージに来いとのこと。
ガレージに到着すると自動車をカスタマイズできるようになるのですが、そのときに実写からゲーム画面への移行が。その変化に気づかないほどスムーズに行われ、その様子は一見の価値ありです。
「Need for Speed」の実写からゲーム画面の移行がスムーズすぎ - YouTube
Need for Speedの魅力はカスタマイズの多彩さです。ペイントやラップのほか……
フロントウィンドウや……
ボンネットなど至る所をカスタマイズ可能です。
ホイールや……
塗装までもカスタマイズできます。
なお、ゲーム開始時にはカスタマイズ不可能の部分が多数あるのですが、ミッションをクリアしたりREPと呼ばれるレベルを上げることでアンロックされます。REPを上げると使用できる自動車のパーツがどんどん増えるので、積極的にあげていくのがよさそうです。
また、エキゾーストシステムやクラッチ、ブレーキ、エンジンなどもチューニングできます。カスタマイズ可能なパーツを全部見終わったところで、チューニングしようと思ったのですが、資金がほとんど足りないという問題に直面。資金を稼ぐにはミッションをこなして行く必要があります。
ガレージではカスタマイズ以外にも「ハンドリングスタイル」を変更可能です。ハンドリングスタイルは無料で変更でき、自動車の運転に大きな影響を与えます。基本的にはドリフト寄りか、グリップ寄りを選ぶのですが……
自動車のカスタマイズと同様に調節できる部分がとにかく多いので、画像よりも以下のムービーを見るほうが何を調節できるのかがよくわかります。
空気圧からローンチコントロールなど「Need for Speed」のハンドリングスタイルは広範囲で設定可能 - YouTube
ガレージを出てスマートフォンを確認すると、メッセージを受信していました。
メッセージは走り屋グループのメンバーたちからのもの。
メッセージを確認するとレースバトルへの誘いで、これがミッションになります。ミッションをこなしてお金を稼いでREPレベルを上げて、自動車をカスタマイズして、さらに難易度の高いミッションに挑戦していくというわけです。
ミッションの内容はメッセージを送信してくれたキャラごとによって違います。ミッションはスピードタイプやドリフトタイプなど多岐にわたるので、そのたびにハンドリングスタイルを変更したり、パーツを換えたりして挑戦するとよさそう。
ということで手当たり次第ミッションにチャレンジしてみます。
ミッションの1つであるドリフトコンテストの様子は以下から確認可能です。
「Need for Speed」でドリフトコンテストにチャレンジ - YouTube
ドリフトコンテストを何とかクリアしたものの、操作そのものに問題があるので、街なかで練習。
なお、ミッション以外でも走行しているだけで「ハイスピード」や……
「破壊」といった項目が達成されREPのポイントを稼ぐことが可能です。ただし、ミッションをクリアする方がREPポイントを大量にゲットできます。
ミッションに挑戦したり、街なかで練習したりしていると車体がボロボロになってきたのでガレージへ戻ります。
ガレージへ戻ると、無料で車体がピカピカに。ここで、もう少しドリフトしやすいように、ハンドリングスタイルをドリフト寄りに調節してみました。
かなりドリフトしやすくなったので、ミッションをせずにドリフトをしまくっていると、何と警察に見つかってしまいました。警察に発見されると「警察チェイス」が始まります。警察チェイスでは、外面左に「罰金総額」が表示されており、総額が少ないうちは道路脇に停止して罰金を払うことで解決できるのですが……
警察から逃げ続けるにつれて罰金総額が上がり、ここまでくると「逮捕されて罰金を支払う」か「逃げ切って罰金を払わない」の2択になります。今回は、ゲームを開始したばかりでお金がないので、逃走の1択です。
警察チェイスで、パトカーとの壮絶なバトルは以下のムービーから確認できます。
「Need for Speed」の警察チェイスで何とか逃げ切り - YouTube
警察との距離が近すぎるとステータスが「抵抗中」になり、このままでは逮捕確定。
何とか逃げ切ろうとしましたが、罰金総額が8000ドルを突破してしまい警察車両が増え、こちらに車体ごと突っ込んでくるレベルになりました。また、道路が封鎖されてしまうこともあります。
道を曲がりまくって逃げ続け、総額が1万ドルを超えたところでステータスが「クールダウン」に変わりました。ここまでくれば、どこかに隠れるか、爆走して姿をくらませればOK。罰金を払わずにすみホッとした瞬間です。
警察から逃げ切ると「??????(アウトロー)」という謎の人物からメッセージが送られてきました。
謎の人物は「素晴らしいショーだった」と主人公をほめ、これからの動向を見ているとのこと。Need for Speedではアウトロー・スピード・ビルド・スタイル・クルーという5つのプレイスタイルがあるのですが、主人公はアウトロー方向に道を進んでいるようです。
アウトローを極めるためにも、ここにきて自動車のカスタマイズを決意。今まで稼いだお金を全てつぎ込んで、GIGAZINE号を作ることにしました。
スバル BRZ プレミアムをカスタマイズしてGIGAZINE号を作っている様子は以下のムービーから確認できます。
「Need for Speed」のカスタマイズのすさまじさがよくわかるムービー - YouTube
「Need for Speed」で車体をぶっ飛んだ色に変えてみた - YouTube
ということでGIGAZINE号の完成。カスタマイズ開始から完成まで1時間くらいは、いじくりまわしていた気がします。
真横から見ると、そのダサさに目がくらみそうになりましたが、斜め上から見ると良い感じ。
GIGAZINE号に乗り込んで走り屋チームのミッションをこなしまくり、アウトローのカリスマになることを心に決めました。
GIGAZINE号が走行している様子は以下のムービーから確認可能です。
「Need for Speed」で改造車GIGAZINE号を作ってレースにチャレンジ - YouTube
「Need for Speed」でGIGAZINE号を作ってドリフト - YouTube
なお、Need for Speedで描写されている内容はあくまでもエンターテインメント目的のものであり、現実では安全に運転し、交通規則に従い、必ずシートベルトを着用する必要があります。
「Need for Speed」はカスタマイズの自由度が半端なく高く、自動車をアレコレといじっているだけでも知らない間に時間が過ぎていました。カスタマイズで自動車をパワーアップさせると、負けてしまったレースでリベンジしたり、新しい難易度のレースに挑んだりするためのモチベーションがググッと上がるので、正直なところやめるタイミングを見失うレベルです。オンラインプレイが必須で、ゲームの仕様上プレイ中にポーズをできないという点がありますが、それをカバーするほどの魅力があると言えるかも。プレイヤーに合わせた5つのプレイスタイルを極めていくのは、「ドリフトじゃなくてグリップ派」「警察から逃げるスリルを味わいたい」などプレイヤーのさまざまな要望をかなえてくれるので、自動車好きはもちろんのこと、自動車に興味がない人でも一度はプレイするべきです。
なお、PlayStation 4版の「Need for Speed」はAmazonで税込6834円で予約を受付中です。
Amazon.co.jp: ニード・フォー・スピード 【先着購入特典】スタイリングパック(ステッカー、スポイラー、リム、スプリッターが手に入るDLC)同梱: ゲーム
http://www.amazon.co.jp/dp/B00ZQA1OS6
Xbox One版は税込6766円です。
Amazon.co.jp: ニード・フォー・スピード 【先着購入特典】スタイリングパック(ステッカー、スポイラー、リム、スプリッターが手に入るDLC)同梱: ゲーム
http://www.amazon.co.jp/dp/B00ZQA1NCI
© 2015 Electronic Arts Inc.
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