極寒の水の中に飛び込んでまで男性が救い出したものとは？

氾濫した川に残された動物を勇敢な人が見事に救い出す、というムービーは誰でも一度は見たことがあると思いますが、男性が冬の冷たい池の中に飛び込んで、動物ではない「あるモノ」を救い出したムービーが公開されています。公開から1カ月もたたないうちに約350万回も再生されたムービーで助け出された、意外なモノとはなんだったのでしょうか。

My first day with my drone - YouTube


街のはるか上空を飛行する物体。この映像は飛行物体に取り付けられたカメラで撮影されています。

しばらくすると、高度を下げて地面に近づきます。

緑色のウィンドブレーカーを着た男性が駆け寄ってきました。着陸を待ち構えているようですが……

物体は男性のいる陸地まで届かず、池の中へと降りています。それに気付いた男性は、なんと、ちゅうちょせず極寒の池の中に入っていきます。

池はかなり深めで、男性の胸の上までどっぷり。もうカメラの目線は水面ギリギリで、「間に合わない！」とハラハラさせられるのですが……

すんでの所でキャッチ成功。

男性がびしょぬれになってまで救い出したものは、DJIのドローン「Phantom 2」だったのでした。700ドル(約8万2000円)で購入したPhantom 2に300ドル(約3万5000円)のGoProと、200ドル(約2万3000円)のジンバルも装着していたそうです。危うく危険な場所に降り立ったことに焦った持ち主の男性が、体を張ってドローンの命ならぬバッテリーライフを救い出すという、現代ならではの救出劇となっていました。redditでは「ナイスキャッチ！」という声や、「彼のポケットに700ドルのiPhoneが入っていないことを祈るよ」というコメントが寄せられていました。

このムービーにホイットニー・ヒューストンの「I will always love you」を加えた「Love Edition」も公開されており、オリジナルとはひと味違う不思議な感動を味わうことができます。

My first day with my drone (Love Edition - Whitney Houston Recut) - YouTube


なお、GIGAZINEでも「DJI Phantom 2 Vision+」を飛ばしてレビューしており、以下の記事から見ることができます。

「DJI Phantom 2 Vision+」を飛ばしまくっていろいろ撮影しまくってみたレビュー - GIGAZINE